北米マツダ 2023年型CX-9の価格・装備発表 邦貨543万円から
公開 : 2022.09.02 20:52
北米マツダは同社最上級SUVであるCX-9の2023年モデルの詳細を発表しました。
装備を充実 より安心感を
北米マツダは3列シートの中型クロスオーバーであるCX-9の2023年モデルのラインナップを発表した。
プレミアム性とクラストップレベルの安全性を実現したという。
iアクティブAWDを標準装備し、ドライビングダイナミクス、ハンドリング、車両制御を進化させ、ドライバーがより安心して運転できるようになったとのことだ。
IIHSの新しい側面衝突試験においてこのクラス初となる「Good」の評価を獲得している。
250psの2.5Lターボ搭載
この2023年型CX-9はスカイアクティブG 2.5Lターボエンジンと、マニュアルモードおよびスポーツモード付きの6即ATを全車に標準装備する。
このエンジンは最高出力250ps、最大トルクは44.2kg-mを発生する。
マツダ独自のAWDシステムは重量配分を常に監視し、状況に応じて最適な出力配分を行うことでドライバーの意思に即した走りを可能にしている。
さらにGベクタリングコントロールおよびオフロード・トラクションアシストを全車に採用した。
6人乗りまたは7人乗りを設定
CX-9ツーリングは、2列目にキャプテンチェアととセンターパススルーを備えた6人乗りの標準グレードだ。
2列目のスライドおよびチルト機能により、3列目への乗降も用意になっている。
ブラックまたはサンドカラーのレザーシート、パワームーンルーフ、LEDフォグランプ等を新たに標準装備した。
ツーリング・プラスを選択すると、2列目にはベンチシートが標準装備となり、キャプテンチェアはオプションとなる。
さらに前席のベンチレーションおよびパワーシート、20インチのホイールなどが追加される。
最上級グレードは専用装備多数
最上位グレードとなるCX-9シグネチャーは、特別な装備を多数採用した高級モデルとなる。
2列目のヒーター付きキャプテンシートは1列目と同様にアームレスト収納付きのセンターコンソールを備え、ファーストクラスのような使い勝手を提供するという。
1列目および2列目シートにはナッパレザーが採用され、独特のキルティングとパイピングが施されエレガントな雰囲気を醸し出すとのことだ。
またエクステリアではハンズフリーのパワーリフトゲート、20インチアルミホイール、チタニウムグレー仕上げのフロントグリルなどが専用装備となる。
ベースグレードのツーリングは3万8750ドル(543万円)から、最上位のシグネチャーは4万8460ドル(679万円)からとなり、秋に発売される。