ランボルギーニ・カウンタックが高騰 高額落札のワケは? 北米オークションを解説

公開 : 2022.09.03 15:15

落札結果 新型デビューで再注目

開催前に主催者はLP5000 Sの予想落札額を70~90万ドルと発表。

ホワイトの希少なボディカラーと低走行だったこともあり、これまでの相場を超える強気の値付けだった。

106.1万ドル(約1億4536万円)で落札されたランボルギーニ・カウンタックLP5000 S。
106.1万ドル(約1億4536万円)で落札されたランボルギーニカウンタックLP5000 S。    RMサザビーズ

オークションを終えてみれば、予想額を大きく超える106.1万ドル(約1億4536万円)で決着がついた。この結果は、LP5000 Sの最高落札額となったのは言うまでもない。

今回の記録の陰には、カウンタックの誕生50周年を記念した新型カウンタックLPI800-4が登場し、オリジナルの美しさが改めて認識されたことも大きな要因といえよう。

なおモントレー・オークションには、ブラックの外装色で走行8742kmの25thアニバーサリーも出品された。

こちらも過去最高額を記録したが、希少性の弱さから51万ドル(約6987万円)に留まっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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