専用内外装と足回りを用意

欧州トヨタはコンパクトSUVであるヤリス・クロスのラインナップを拡充し、新たにスポーティな新グレード、GRスポーツを導入する。

すでに同様のグレードを持つカローラ、C-HR、ヤリスに続き、専用内外装やサスペンションのチューニングが施され、よりシャープで気持ちの良いハンドリングを実現する。

外装についてはブライトマシン仕上げの18インチ10スポークホイールが特徴だ。さらにリアのディフューザーやフロントグリつにはピアノブラックのメッシュパターンやGRバッジが取り付けられている。

ダイナミックグレーが専用外装色として用意され、オプションでブラックのルーフとピラーをアクセントに加えることも可能だ。

上級グレードとして設定

フロントのスポーツシートには赤のスティッチを施したグレーの表皮が採用され、ステアリングやシフトレバーにも鮮やかなスティッチが施されている。

さらにウルトラスエードのシート表皮もオプションで設定される。

前席のヘッドレストやスタートボタン、それにメーターやステアリングホイールには大きなGRロゴが配され、ドアとインパネには専用シルバートリムが採用されている。

低重心かつ高剛性が魅力のヤリス・クロスをベースに、サスペンションを再チューニングしたことによりステアフィールが大きく向上したとのことだ。

ヤリス・クロスGRスポーツは、「エレガント」や「アドベンチャー」と並ぶ上級グレードであり、2ゾーンのエアコンやシートヒーター、プライバシーガラスなどが標準装備となっている。

搭載される1.5Lの3気筒ハイブリッドは通常グレードと同様で、欧州では2022年第3四半期から販売開始される予定だ。

画像　トヨタ・ヤリス・クロス　標準グレードとGRスポーツを比べる　全98枚