メルセデス・ベンツ、新たなAMGスポーツ・レンジを計画
公開 : 2014.08.02 22:50 更新 : 2017.06.01 02:12
メルセデス・ベンツは、AMGモデルの下のポジションに付く、新たなAMGスポーツ・モデルを計画している。これは、アウディ・スポーツやBMW Mパフォーマンスといったラインナップに対抗するためのモデルで、AMGほどのハイ・パフォーマンスではないものの、現行のAMGラインのようにスタイルだけのものではなく、スタイルはもちろんアップグレードされたエンジンを搭載するモデルとなる。また、シャシーやエレクトロニクスにも手が入れられるという。
すべてのモデルに設定されるというわけではないが、ガソリンとディーゼルの両方のAMGスポーツを提供する計画があるという。このAMGスポーツがスタンダードなメルセデスと異なるのは、トップ・モデルたるAMGと同様に広げられたトレッドを持つことだ。
「ガソリン・モデルのみならず、ディーゼル・モデルでもスポーティなモデルへの需要は高まっている。そこで、われわれはAMGとの協力をよりいっそう強固なものとし、新しいレンジを開発することとした。」とメルセデス・ベンツのインサイダーはわれわれに語ってくれた。
新しいAMGスポーツ・ラインアップは、Aクラス、Cクラス、Eクラス、Sクラス、GLクラス、Mクラス、GLKクラス、そしてGLAクラスに設定されることとなる。このうち最初にデビューするのはC450 AMGスポーツとなる予定だ。このモデルは、今年後半にデビューが予定されており、C400に搭載される3.0ℓV6ターボ・ユニットを372psにまでチューンナップしたエンジンを搭載する予定だ。これは、標準的なC400よりも34ps大きく、C63 AMGよりも100ps以上少ない数値である。