ポールスター2 改良新型、すっきりフロントエンドに プロトタイプ発見

公開 : 2022.09.06 18:05  更新 : 2022.09.06 19:36

ボルボ傘下のEVブランド、ポールスターの主力セダン「ポールスター2」の改良新型が2023年に登場する見込みです。欧州ではテスラ・モデル3やアウディQ4 eトロンのライバルとして支持されています。

テスラモデル3のライバル 改良型登場

ボルボ傘下のEVブランド、ポールスターは、EVセダンのポールスター2の改良新型を来年に導入する見込み。デザインの調整、効率および性能の向上、ソフトウェアアップデートなど、広範囲に渡るお化粧直しが施されるようだ。

今回、アルプス山脈でプロトタイプのテストが行われているところをカメラが捉えた。テスラ・モデル3のライバルとして欧州で販売されているポールスター2は、シングルモーター仕様とデュアルモーター仕様が用意され、最もパワフルなもので最高出力407ps、最大トルク67kg-m、航続距離は最大484km(シングルモーターでは550km)を実現する。

ポールスター2の改良新型のプロトタイプ
ポールスター2の改良新型のプロトタイプ    AUTOCAR

目撃されたプロトタイプは、フロントグリルとホイールリムのデザインが見えないようになっており、これらの部分に改良が加えられると考えられる。その他、フロントグリルとフロントバンパーが軽くリフレッシュされたように見える。

撮影者はインテリアの撮影にも成功しており、現行モデルと同様、11インチの縦型スクリーンとファブリック素材の使用が確認できる。

改良新型は2023年に登場する見込みだが、ポールスターは最近も改良を行ったばかりで、アップル・カープレイ接続機能やクルーズコントロールの改善、航続距離の向上が図られている。

ポールスター初のEVセダンであるポールスター2は、テスラ・モデル3やアウディQ4 eトロン、ボルボXC40 リチャージなど数多くのライバルとの競争にさらされている。定期的なアップデートは不可欠なものとなっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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