【詳細データテスト】ケータハム・セブン 調整式のダンパーを初採用 音と乗り心地は強烈 価格は高い

公開 : 2022.09.10 20:25  更新 : 2022.10.04 04:56

スペック

レイアウト

サーキット向けの420カップも、シャシー構造はセブン伝統のテンプレートをなぞっている。すなわち、リベット留めアルミフロアと、鋼管溶接フレームの組み合わせだ。その上には、アルミのボディが被されている。

サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアが半独立式のド・ディオン・アクスルで、前後とも調整式ダンパーを装備。駆動力はLSDを介して、後2輪へと送られる。フロントに縦置きされる4気筒は、自然吸気でリッター100psを超える。

エンジン

シャシーはセブン伝統の構造で、直4自然吸気をフロントに縦置きするFRレイアウト。サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアが半独立式のド・ディオン・アクスルだ。
シャシーはセブン伝統の構造で、直4自然吸気をフロントに縦置きするFRレイアウト。サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアが半独立式のド・ディオン・アクスルだ。

駆動方式:フロント縦置き後輪駆動
形式:直列4気筒1999cc、ガソリン
ブロック・ヘッド:アルミニウム
ボア×ストローク:φ87.5×83.1mm
圧縮比:10.8:1
バルブ配置:4バルブDOHC
最高出力:213ps/7600rpm
最大トルク:20.7kg-m/6300rpm
エンジン許容回転数:7900rpm
馬力荷重比:380ps/t
トルク荷重比:37.1kg-m/t
エンジン比出力:106ps/L

ボディ/シャシー

全長:3100mm
ホイールベース:-mm
オーバーハング(前):-mm
オーバーハング(後):-mm

全幅(ミラー含む):1575mm
全幅(両ドア開き):-mm

全高:1090mm
全高(フロントトランク開き):-mm

足元長さ(前席):最大950mm
足元長さ(後席):-mm
座面~天井(前席):1050mm
座面~天井(後席):-mm

積載容量:-L

構造:スティール/アルミモノコック
車両重量:560kg(公称値)/-kg(実測値)
抗力係数:0.54
ホイール前/後:6.0Jx13/8.0Jx13
タイヤ前/後:185/55 R13/215/55 R13
エイヴォンZZS
スペアタイヤ:なし

変速機

形式:6速シーケンシャル
ギア比/1000rpm時車速〈km/h〉
1速:2.40/12.2 
2速:1.84/16.1 
3速:1.49/19.8 
4速:1.27/23.3 
5速:1.11/26.6    
6速:1.00/29.5 
最終減速比:3.62:1

燃料消費率

AUTOCAR実測値:消費率
総平均:9.6km/L
ツーリング:12.5km/L
動力性能計測時:5.4km/L

メーカー公表値:消費率
低速(市街地):-km/L
中速(郊外):-km/L
高速(高速道路):-km/L
超高速:-km/L
混合:-km/L

燃料タンク容量:36L
現実的な航続距離:346km
CO2排出量:-g/km

サスペンション

前:ダブルウィッシュボーン/コイルスプリング、スタビライザー
後:ド・ディオン/コイルスプリング、スタビライザー

ステアリング

形式:アシストなし、ラック&ピニオ
ロック・トゥ・ロック:1.7回転
最小回転直径:11.0m

ブレーキ

前:254mm通気冷却式ディスク
後:229mmディスク
制御装置:なし
ハンドブレーキ:手動式、センターコンソールにレバー設置

静粛性

アイドリング:77dBA
全開時(3速):113dBA
48km/h走行時:84dBA
80km/h走行時:92dBA
113km/h走行時:98dBA

安全装備

6点ハーネス/フルロールケージ
Euro N CAP:テスト未実施
乗員保護性能:成人-%/子供-%
交通弱者保護性能:-%
安全補助装置性能:-%

発進加速

テスト条件:乾燥路面/気温32℃
0-30マイル/時(48km/h):1.9秒
0-40(64):2.7秒
0-50(80):3.4秒
0-60(97):4.2秒
0-70(113):5.3秒
0-80(129):6.6秒
0-90(145):8.0秒
0-100(161):9.0秒
0-110(177):12.4秒
0-120(193):16.0秒
0-402m発進加速:12.8秒(到達速度:179.1km/h)
0-1000m発進加速:23.7秒(到達速度:209.2km/h)

ライバルの発進加速

ライバルの発進加速
アリエル・アトム4
テスト条件:乾燥路面/気温20℃
0-30マイル/時(48km/h):1.5秒
0-40(64):2.0秒
0-50(80):2.5秒
0-60(97):3.2秒
0-70(113):3.9秒
0-80(129):4.7秒
0-90(145):5.8秒
0-100(161):6.9秒
0-110(177):8.4秒
0-120(193):10.6秒
0-402m発進加速:11.3秒(到達速度:198.6km/h)
0-1000m発進加速:-秒(到達速度:-km/h)

中間加速

20-40mph(32-64km/h):1.9秒(3速)

30-50(48-80):1.9秒(3速)/2.4秒(4速)/2.9秒(5速)/3.4秒(6速)

40-60(64-97):2.0秒(3速)/2.5秒(4速)/2.9秒(5速)/3.3秒(6速)

50-70(80-113):2.0秒(3速)/2.5秒(4速)/3.1秒(5速)/3.7秒(6速)

60-80(97-129):2.5秒(4速)/3.3秒(5速)/4.1秒(6速)

70-90(113-145):2.7秒(4速)/3.3秒(5速)/4.5秒(6速)

80-100(129-161):3.6秒(5速)/4.7秒(6速)

90-110(145-177):5.3秒(6速)

100-120(161-193):6.9秒(6速)

制動距離

テスト条件:乾燥路面/気温32℃
30-0マイル/時(48km/h):9.1m
50-0マイル/時(64km/h):23.7m
70-0マイル/時(80km/h):46.0m
60-0マイル/時(97km/h)制動時間:3.10秒

ライバルの制動距離

アリエル・アトム4
テスト条件:乾燥路面/気温20℃
30-0マイル/時(48km/h):8.6m
50-0マイル/時(64km/h):21.5m
70-0マイル/時(80km/h):44.1m

各ギアの最高速

1速:96.6km/h(7900rpm)
2速:127.1km/h(7900rpm)
3速:156.1km/h(7900rpm)
4速:183.5km/h(7900rpm)
5速:209.2km/h(7900rpm)
6速(公称値):218.9km/h(7419rpm)

6速・70/80マイル/時(113km/h/129km/h):3819rpm/4364rpm

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    英国編集部ライター
  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    英国編集部ロードテスト・エディター
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事