スズキ、インド経営大学院2校と協定締結 インドでの事業多様化、新規事業開発などを研究
公開 : 2022.09.08 10:45
スズキは、インド事業をさらに発展させるために、経営大学院2校と協定を締結しました。
インドでの事業多様化へ
スズキは、インド事業をさらに発展させるために、インド経営大学院のアーメダバード校(IIMA)、およびコジコーデ校(IIMK)と、それぞれ協定を締結した。
スズキは、1982年にインドに進出して以来、インド市場から必要とされる小型車を現地で生産し、経済成長とともに成長してきた。
近年、カーボンニュートラルをはじめとする環境への取り組みが世界的に喫緊の課題となるなか、柔軟な事業活動が必要と考え、これらを研究するために、インド経営大学院2校と協定を締結したという。
IIMAは1961年に設立され、ビジネスマネジメントの研究と教育で最先端を行くインド有数のビジネススクール。
IIMAとスズキは、定期的な交流をつうじて、スズキの新規事業も含めたインド事業多様化戦略や事業ポートフォリオ再構築についての研究をおこなう。
1996年にケララ州に設立されたIIMKは、企業文化研究などに強みを持つ。
IIMKとスズキは、スズキのインドでの40年にわたる取り組みを分析し、スズキの強みを明確にしたうえで、長期的な視点からインド事業の方向性についての研究をおこなう。