EVとして復活 新型ルノー4、パリ・モーターショーで公開へ 10月開幕

公開 : 2022.09.13 18:25

1961年から1994年にかけて生産されたルノー4が、EVとなって現代に復活します。新型ルノー4は10月17日にフランスで開幕のパリ・モーターショーで公開される予定で、コンパクトクロスオーバーとなる見込みです。

60年代の名車、現代へ復活3

ルノーは、10月17日にフランスで開幕のパリ・モーターショー2022で、新型のコンパクトクロスオーバーを発表する予定だ。クラシックなルノー4の「復活」とされる。

1960年代の名車としてファンに愛される4の車名を受け継ぐが、ルノー・日産の小型車用プラットフォーム「CMF-BEV」を採用するEVとなる。価格としては、構造を共有する新型ルノー5より高くなる。2024年に発売予定の5は、およそ1万8000~2万1000ポンド(約300~350万円)となる見込み。

新型ルノー4の発売は2025年頃の見込み。(画像は予想レンダリング)
新型ルノー4の発売は2025年頃の見込み。(画像は予想レンダリング)    AUTOCAR

4は2025年に発売予定で、「レトロモダン」なスタイリングを採用する。ルノー・グループが開発する新しいバッテリーおよびモーター技術を導入することになるが、その詳細はまだ明らかにされていない。

ルノーは2030年までに欧州販売台数の最大90%をEVにする計画で、2025年までに4台のEVを発売する予定。パリ・モーターショーでは、この4台に加え、新型メガーヌEテック・エレクトリックと新型オーストラルも出展される。

また、アルピーヌは、将来のEVを予見させる新しいスポーツカー・コンセプトをパリで公開する予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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