新型フォード・マスタング発表 5.0L V8エンジン継続 ドリフト・ブレーキ機能搭載

公開 : 2022.09.15 12:40

バーンナウト・モードとドリフト・ブレーキ機能

サスペンションは、フロントがマクファーソンストラット式で、リアがマルチリンク式。これも6代目からの継続となるが、マウントポイントやリンクが強化され、ダンパーとスプリングは刷新されている。

トルセン式のLSDが標準装備され、バーンナウト・モードのほか、トラック(サーキット)・モードでは、電動ハンドブレーキを用いたドリフト・ブレーキ機能を使える。太いタイヤを履きブレーキが強化される、パフォーマンス・パックも設定される。

新型 フォード・マスタング GT(2023年/北米仕様)
新型 フォードマスタング GT(2023年/北米仕様)

新しいフォード・マスタングは、日本やオーストラリアなどの市場向けとして、右ハンドル仕様も生産される。2023年には販売が始まる見込みだが、英国へ上陸するかは明らかではない。

フォードのCEOを務めるジム・ファーリー氏は、7代目マスタングの発表に対し次のようにコメントしている。「新世代のマスタングへ投資することは、競合メーカーが内燃エンジンから撤退するなかにあって、強い意思表明になるでしょう」

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事