ブガッティ・ヴェイロン・レジェンド・シリーズの最終モデル
公開 : 2014.08.08 22:50 更新 : 2017.06.01 02:12
ブガッティはヴェイロン16.4グランド・スポーツ・ヴィテッセをベースとしたリミテッド・モデルのシリーズとしてリリースしてきたレジェンド・シリースの6番目にあたる最終モデルを、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスで発表する。来年リリースされる新しいヴェイロンにバトンタッチするため、現行のヴェイロンとしては新たにリリースされるモデルとしては最終となる。
ブガッティのファウンダーであるエットーレ・ブガッティのネーミングが付けられた記念すべきモデルだ。
エンジンは1200ps、152.9kg-mの8.0ℓW12が搭載される。
そのボディ・デザインは、1942年のタイプ41ロイヤルをオマージュしたもので、クリアコーティングされたカーボンファイバーとアルミニウムの複合が使用される。フューエル・キャップにはエットーレ・ブガッティのサインが刻まれ、ダイアモンド・カットのアロイホイールは特注品だ。
インテリアは2種類の本革が使用され、ブルー・フィニッシュされたカーボンファイバーがリミテッド・エディションのアクセントを添える。また、プラチナ・コートされたダンシング・エレファント・モチーフも付けられる。
現在まで、レジェンド・シリーズは、ジャン・ピエール・ウィミーユ、ジャン・ブガッティ、メオ・コンスタンティーニ、レンブランド・ブガッティ、ブラック・ベスに続く、このエットーレ・ブガッティで最後となる。
このエットーレ・ブガッティは3台のみが製作され、£1,800,000(3億円)という価格が発表されている。
なお、6台のレジェント・シリーズの全てのモデルが、ペブルビーチでは公開される。
ブガッティのウルフガング・デュルハイマー社長は「エットーレ・ブガッティは常に芸術作品と造り上げることに力を注いできた。彼のアイデアを具現化したモデルが礎石を築き上げ、世界で最も価値のあるブランドとしてのブガッティを確固としたといえる。そしてエットーレ・ブガッティそのものが、いまや伝説になっている。したがって、レジェンド・シリースの最後は、エットーレ自身が飾るというこは、最初から明白なことだった。」と語っている。
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