メルセデス・ベンツSクラス・カブリオレのテストをキャッチ

公開 : 2014.08.09 22:50  更新 : 2017.06.01 02:12

来年、2015年のデビューを前に、メルセデス・ベンツSクラス・カブリオレの開発が進められているが、その公道でのテスト風景をキャッチした。以前、2012年にかなりカモフラージュの激しい姿を捉えて以来ということになる。

この最新のスパイショットでは、折りたたみ式のソフトトップを持ち、CLに代わるモデルとなったSクラス・クーペと基本的には共通したフォルムを持っていることがわかる。この新しいSクラス・カブリオレは、直接的なライバルとしてベントレー・コンチネンタル・コンバーチブルをターゲットとしている。

カモフラージュがされたテスト・モデルは、Sクラス・クーペと同じように傾斜のきついフロント・ウインドーを持ち、大きなリア・クォーターの三角窓がセットされているのがわかる。

Eクラス・カブリオレと比較して、よりハイ・クオリティなインテリアを持つのも特徴である。

以前、メルセデスは2006年にオーシャン・ドライブ・コンバーチブルというコンセプト・モデルで、高級なオープン・モデルの市場を探ったこともある。しかし、そのモデルは4ドアがベースだった。今回はズバリ、ベントレー並みのクオリティを持つものとして開発が進められている。

インテリアも、以前スクープした通り、Sクラスにも採用されている4つのダイヤルを備えたインストルメント・パックを持つダッシュボードを持ち、ワイドスクリーンのナビげーションおよびインフォテーメント・システムが装備される。

ボディの下には、Sクラス同様のセーフティ・テクノロジーが詰め込まれている。また、マジック・ライド・サスペンションも組み込まれる。これは、路面表面をスキャンして、スプリングとダンパーを最適な状況に調整するというもの。各ホイールは独立して調整され、より良い乗り心地の提供と、高いコーナリング・パフォーマンスを引き出すという。

カブリオレとしての専用装備は、”メルセデス”コンバーチブル・ロールオーバー・システムがある。また、フロント・アクスルの下には “ブレーキング・バック”も装備される。更に、シートベルトに取り付けられたエアバックも装着される。

エンジンは、Sクラス・クーペと基本的に同様だが、ラウンチ時にはツインターボの4.6ℓV8が最初にデビューする予定だ。このエンジンは、455ps、71.3kg-mのパワーを持ち、7速オートマティックと組み合わせられる。

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