公道の速度でも濃密で特別 ランボルギーニ・ガヤルド 英国版中古車ガイド NA V10を堪能する
公開 : 2022.10.11 09:45 更新 : 2022.10.11 09:45
知っておくべきこと
ガヤルド・スーパーレッジェーラが、前期型と後期型でそれぞれ設定されている。2010年の後期型では最高出力が570psまで増強されつつ、車重は70kgも減量されていた。0-97km/h加速を3.5秒に短縮し、操縦性なども磨かれている。
ランボルギーニの発表によれば、後期型スーパーレッジェーラの生産台数は618台。生産は1年間のみだった。
英国ではいくら払うべき?
5万ポンド(約825万円)〜6万4999ポンド(約1072万円)
主に前期型のガヤルドを英国では狙える価格帯。走行距離には大きな幅がある。6速セミATの2007年式クーペと、2008年式のスパイダーを執筆時に見つけた。
6万5000ポンド(約1073万円)〜7万4999ポンド(約1237万円)
走行距離は長めのものも多いが、状態が良さそうな例も増えてくる。6速MTも探せるようになる。
7万5000ポンド(約1238万円)〜8万9999ポンド(約1485万円)
5.2Lエンジンの後期型ガヤルドが出てくる。状態は価格なりに良くなる。走行距離は2万km程度の例が多い。
9万ポンド(約1486万円)〜10万9999ポンド(約1815万円)
後期型のガヤルドで、限定の特別仕様も英国では探せる価格帯。
11万ポンド(約1816万円)以上
スーパーレッジェーラやヴァレンティーノ・バルボーニなどの、珍しい6速MTのガヤルドを選べるようになる。
英国で掘り出し物を発見
ランボルギーニ・ガヤルド LP560-4(英国仕様) 登録:2013年 走行距離:5万1500km 価格:8万1990ポンド(約1352万円)
5.2L V10で560psの後期型ガヤルドとして、典型的な例。走行距離は長すぎず、価格も内容を考えれば妥当。ショールーム・コンディションだとうたわれている。しかもボディカラーは、ランボルギーニらしいイエローだ。