ジャガーE-タイプ・ライトウェイトは1億7160万円
公開 : 2014.08.12 22:40 更新 : 2017.06.01 02:12
ジャガーは新たに製造されるE-タイプ・ライトウエイトをペブルビーチ・コンクール・デレガンスに展示する。このE-タイプ・ライトウエイトは、1963年に始まった “スペシャルGT E-タイプ” プロジェクトを完了させるもので、当初計画されていた18台のうち、実際に製造された12台を除き、残りの6台を製造しようというものだ。
この6台のライトウエイトは、オリジナルのスタイルに忠実に製造されるもので、ヒストリック・カー・レースなどに出場することとなるだろう。
エンジンは3.8ℓのストレート6で、340ps、38.7kg-mのパワー、トルクを持つ。4速マニュアル・ギアボックスと組み合わせで、これは1957年のル・マンに勝利したD-タイプと同じ組み合わせだ。
ライトウエイト・ボディは、オリジナルのE-タイプよりも114kg程軽い。そのアルミニウム・ボディの製造方法については、最新のテクノロジーを採用せず、あえて当時の手法を採用しているという。ボディにはアルミニウム製のハードトップも含まれる。
ジャガー・ランドローバー・スペシャル・オペレーション・ディビジョンのひとつであるジャガー・ヘリテッジによって監督される。6つのライトウエイトが新たに製造されるが、その内の第1号車であるカー・ゼロと呼ばれるモデルがペブルビーチで公開されることとなる。
ジャガーのデザイン責任者、イアン・コラムは、「サー・ウイリアム・ライオンズ卿とマルコム・セイアによって描かれたオリジナル・スタイルを忠実に再現することだった。オリジナル・モデルがそうであったのと同様に、現在でもこのE-タイプ・ライトウエイトは人々に衝撃を与えるだろう。」と語っている。
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