メルセデス・ベンツGLC 英国価格は約840万円から 人気SUV、2代目へ

公開 : 2022.10.03 18:45

インテリアも最新世代へ移行

また、2023年には、2種類のAMGモデルも発売される予定だ。

その1つは、最近発表されたAMG C 43と同じマイルドハイブリッド2.0Lターボガソリンエンジンを搭載した、最高出力408psの新型GLC 43である。

メルセデス・ベンツGLC
メルセデス・ベンツGLC    メルセデス・ベンツ

その上に位置するのは、現行GLC 63の後継で、電気モーターを中心に新開発された2.0LのPHEVシステムを搭載する、最高出力500ps超のモデルである。

足回りもCクラスとの共通点が多く、フロント4リンク、リアマルチリンクのサスペンションを採用する。しかし、可変減衰力制御のエアマチック・エアサスペンションがオプションで用意(PHEVモデルには標準装備)されている点はCクラスとは異なる。

オプションでオフロード用サスペンションがあり、標準仕様より最低地上高が20mmアップしている。また、硬めのスプリングとダンパーを備えたスポーツサスペンションも選択可能だ。

インテリアは、Cクラスのデザインに大きく影響を受けている。12.3インチのメーターディスプレイと11.9インチのポートレートスタイルのセンターディスプレイ、マルチファンクション・ステアリングホイール、新スタイルのエアベントが装備されている。

メルセデス・ベンツによると、先代より上質な素材を使用し、高級感と快適性を高めることを意識したという。

トランク容量は50L拡大し、最大600Lを確保。テールゲートはワンタッチ式の「イージーパック」が標準装備される。

オプションとして、ヘッドアップディスプレイ、パノラマガラスルーフ、710W Burmesterサラウンドサウンドシステム(15スピーカー)が新たに追加されている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    グレッグ・ケーブル

    Greg Kable

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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