マセラティ 2代目となる新型グラントゥーリズモ発表 BEVとV6仕様を投入

公開 : 2022.10.04 06:05

継承される先代のデザイン

このように中身は大きく変わったが、新型グラントゥーリズモの姿は2019年に幕を閉じた先代モデルとよく似ている。エンジンレスのフォルゴーレでも、流麗なロングボンネットとキャブバックのスタンスはそのままで、フロントとリアエンドに施された新しいスタイリングによって、マセラティ最新世代のデザインに仕上がっている。

しかし、インテリアではもっと劇的な変化を遂げるだろう。マセラティは来年早々にもインテリアの詳細を公開する見通しだが、AUTOCARが入手した情報によると、小型のステアリングホイール、12.0インチのデジタルダッシュボード、2枚のセンターディスプレイ(上がエンターテインメント、下が快適機能)、シフトボタンなどが採用されるようだ。

マセラティ・グラントゥーリズモ・トロフェオ
マセラティ・グラントゥーリズモ・トロフェオ    マセラティ

新型グラントゥーリズモのV6仕様は2023年春に、EV仕様は同年後半に欧州で発売される予定。価格もこれに近い次期に発表されるだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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