廃車探しの旅 フランス編 心に残る28台のスクラップたち レストアできそうな個体も

公開 : 2022.10.08 06:05

シムカ・アロンド

このライトブルーの2ドア、シムカ・アロンデP60は、1960年代初頭の新車時には、さぞかし見栄えのするクルマだったことだろう。錆びついたり、内装を剥がされたりして放置されているクルマのほとんどが、最初は誰かの自慢の愛車であったことを考えると、いつも感慨深いものがある。もし、この個体がアルプス山脈の古い倉庫跡に放置されているのを見たら、元オーナーはどう思うだろう?

シムカ・アロンド
シムカ・アロンド

トヨタ・セリカ

1970年代に製造されたこのトヨタ・セリカは、交通量の多い道路の脇に置かれているが、クルマで通り過ぎるだけでは決して見ることはできない。バンのような背の高いクルマに乗れば、その姿を目にすることができるだろう。

ボンネットのエアスクープ、ワイドフェンダー、ツートンカラーの塗装など、さまざまな改造が施されている(今は、その名残がある程度だが)。

トヨタ・セリカ
トヨタ・セリカ

記事に関わった人々

  • 執筆

    ロナン・グロン

    Ronan Glon

  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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