トヨタが8車種も! 9月の登録車販売ランキング・トップ10 新型シエンタが6位に
公開 : 2022.10.07 11:25
9月の軽 タントがスペーシアを下す
9月の軽自動車ランキングは、ホンダNボックスが前年同月比64.4%増の1万9411台を販売して、4か月連続でのトップにつく。
続く第2位には、10月に改良モデルの発売を控えるものの同86.4%増(9878台)を記録したダイハツ・タントが3ランクアップで位置。
第3位には同22.0%増を達成したものの8619台にとどまったスズキ・スペーシアが1ランクダウンで入り、久々にスーパーハイトワゴンがトップ3を占めた。
2022年9月 軽四輪車 通称名別 新車販売速報
1位 ホンダNボックス:1万9411台
2位 ダイハツ・タント:9878台
3位 スズキ・スペーシア:8619台
4位 スズキ・ワゴンR:7822台
5位 ダイハツ・ムーヴ:7549台
6位 スズキ・ハスラー:6715台
7位 スズキ・アルト:6600台
8位 ダイハツ・ミラ:6576台
9位 日産ルークス:6209台
10位 ダイハツ・タフト:5324台
注目モデルの動きを見ていこう。8月に一部改良を実施したスズキ・ワゴンRは前年同月比3.3%増(7822台)を成し遂げて第4位に。
7月にキャンバスをフルモデルチェンジしたダイハツ・ムーヴは同比94.6%増の7549台を売り上げて第5位に、6月にラパンをマイナーチェンジしたスズキ・アルトは同37.8%増の6600台を売り上げて第7位に。
9月に特別仕様車のダーククロム・ベンチャーを追加するなど仕様変更を図ったダイハツ・タフトは同36.5%増の5324台を登録して第10位にランクイン。
また、6月に発売した軽EVの日産サクラは4247台、三菱eKクロスEVは1058台の販売を記録する。
さらに、20thアニバーサリーエディションの生産を開始したダイハツ・コぺンは同113.1%増(456台)を達成。
一方で商用車のカテゴリーでは、昨年12月に全面改良を実施したダイハツ・ハイゼットカーゴが同38.5%増(8471台)、4月に仕様変更したホンダNバンが同223.5%増(2863台)、8月にデビューした新型軽バンのスペーシア・ベースが1453台の販売台数を記録した。
2022年度上半期のトップ5は?
なお、登録車と軽自動車を合わせた9月の車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックスが3か月ぶりの首位に立ち、以降はトヨタ・ヤリス、ダイハツ・タント、日産ノート、トヨタ・カローラの順で続く。
1万台を超えたのはトップ2のみ。生産調整に起因する需給ギャップは、依然として続いている。
また、2022年度上半期(2022年4月〜9月)の車名別ランキングでは、ホンダNボックスが首位を獲得。以降はトヨタ・ヤリス、トヨタ・カローラ、日産ノート、スズキ・スペーシアの順位となった。