ドイツのハイパーカーメーカー、未来のEVプロトタイプ公開 アポロG2J

公開 : 2022.10.12 06:25

ドイツのハイパーカーメーカーであるアポロは、電動スポーツカーのプロトタイプ「G2J」を公開しました。将来のEVモデルにつながる新技術の土台となります。

次世代EV技術の土台に

ドイツのスーパーカーメーカーであるアポロは、新型電動スポーツカーのプロトタイプ「G2J」を公開した。

バイエルン州に本拠を置く同社は、2005年に前身の会社からグンペルト・アポロを発売し、2017年にはアポロ・インテンサ・エモツィオーネを発表している。その後、2年以上にわたってG2Jの開発を進めてきた。

アポロG2J
アポロG2J    アポロ

今回のプロトタイプは、カーボンファイバーなど軽量な複合材料で作られており、エアロダイナミクスに特化したなめらかなスタイリングが特徴的だ。

搭載するパワートレインや性能の詳細は明らかにされていないが、アポロはこのG2Jをパワートレイン、コネクティビティ、デジタルエコシステム技術のテストと改良に使用中であるとしている。

G2Jは、アポロが将来導入するEVを予見させるコンセプトであるが、今年後半に発表される見込みの新型スポーツカーとは異なる。

アポロのエリック・ホー会長は次のように述べている。

「この度、アポロ・フューチャー・モビリティ・グループは、『G2J』という先進のエンジニアリングプロトタイプを公開し、パフォーマンスEVのモビリティ体験を定義する意図を示しました。このプロトタイプは、非常にエキサイティングな新型EVのベースとなるものです」

「これは始まりに過ぎません。世界中のお客様やファンの皆様に、アポロの野望である、世界を代表するパフォーマンスEVブランドとなるための基礎として、徹底したテスト、実証、改良プログラムを行い、情報を提供できることを嬉しく思います」

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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