新型ルノー・カングー、日本発売の時期は? カングージャンボリー2022、5000人のファンが見守った初披露
公開 : 2022.10.19 12:03
オーナーなら分かる「開け閉めが滑らか」
イベントの司会を務めた竹岡圭さんと声優の野島裕史さんによる「カングージャンボリーは世界一カングーが集まる催し。のんびり愛車を眺めるだけの、ゆる~く交流を愉しめるイベントです」という言葉で始まった。
オープニングに登壇した山中湖村の高村正一郎村長は「カングー好きの皆さんが集まったことで、この周囲だけが晴れている。10月末から紅葉の時期になるので、カングーに乗って、また山中湖に来てほしい」と挨拶。
新型カングーを発表した小川社長は「カングーは、もともと、はたらくクルマとして誕生しました。日本で人気車となったのは、自由に味付けできる余白があり、オーナーになってくださった皆さんが生活の中でそれを上手く使っているからです。この状況はフランスでも意外なこととして認識されています。新型もカングーの仲間入りをさせてもらいたいです。今回のカングージャンボリーは地球にイイことをやろうというサスティナブルな取り組みの一環として、衣類回収ボックスを設置しています」と話した。
自身もカングーを愛用している安田大サーカスの団長安田さんは「カングーらしい可愛らしさが残っている。サイドドアの開け閉めが滑らかになった」というオーナーならではの感想を述べた。
新プラットフォームで洗練化
テレビ神奈川の自動車情報番組「クルマでいこう!」の公開収録が行われ、出演者の岡崎五朗さんとルノー・ジャポンの新道 学さんが新型カングーの魅力を語った。
新道さんによると「新型もライトコマーシャルビークルである点は変わっていません。ルノーは、もっと大きな商用車の質感アップも図っており、乗用ユースを前提とした各部の洗練を進めてきました。新型カングーは新しいプラットフォームを採用しており、カングーらしい使い勝手のよさはそのままに、内外装のデザインも乗り味も上質になりました。日々の生活を愉しむ際の相棒として活用してほしい」とのこと。
ステージイベントのプレゼント抽選会では、メモホルダー、スツール兼ミニバケツ、モバイルバッテリー、カングーカラーサンプル(販売店が使っていた非売品)といったオリジナルグッズが当たり、ヨガイベントではTOKYOYOGA創設者のchama氏がクルマを運転する人向けのメニューをレクチャーした。
福音館書店の絵本「みんなでドライブ」の作者である遠藤イヅルさんのサイン会も行われ、カングージャンボリー2022特製版を購入した子どもたちが遠藤さんとの思い出を作った。
カングーは「家族全員」で楽しめる!
カングージャンボリーのメインコンテンツの1つだといっていいフリーマーケット(受付台数:先着100台)は今回も大盛況。
イベントのオープニングトークが始まる前に売り物の一部がSOLD OUTになってしまうブースすらあった。
来場者にカングージャンボリーの魅力を伺ってみたら「ペットも含め、家族全員で愉しめるイベントである点が最大の魅力です。フリーマーケットは、自分でやっても、買い物をするだけでも愉しいです。自動車趣味というと男性だけのものだと思われがちですが、カングーは“奥さまも愉しめるクルマ”です。あのボディカラーがいいよね、とか、外装色のことを家族全員で話題にできるクルマは少ないと思います。カングーも家族の一員ということですね」と話してくれた。
また来年も山中湖畔に新型カングーをはじめとするカラフルなルノーが集結することになるだろう。