悪党も真っ青? 世界のカッコいいパトカー特集 86選 前編 珍車に名車、迷車まで

公開 : 2022.10.22 18:05

57:アウディ4000S(米国)

ニューハンプシャー州の冬はとても寒く、雪も降るため、サウスハンプトン警察署は1985年に四輪駆動のアウディ4000Sクワトロを納車した。 米国の警察は現在も国産品を使いたがるが、当時はビッグスリーの四輪駆動セダンが手薄だったため、流行の最先端を走っていたアウディに白羽の矢が立ったのである。

57:アウディ4000S(米国)
57:アウディ4000S(米国)

56:BMW i3(米国)

コンパクトで俊敏、そしてとてもエコなBMW i3は、都市環境での任務用として、世界中の警察で採用されている。写真は、ロサンゼルス市警が290万ドル(約4億円)をかけて発注した100台のi3のうちの1台。

この大規模導入はロサンゼルスの環境保護に大きく貢献した(と思われる)が、ロサンゼルスは広大な都市であることからも想像できるように、大きな誤りがある。初期のBMW i3は、1回の充電で130~160kmを走るのが精一杯なので、従来のガソリン車ほどは使われていないようだ。

56:BMW i3(米国)
56:BMW i3(米国)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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