大画面ナビ「ストラーダ」2022年モデル、CN-F1X10BGD 注目点は? 家のレコーダーをリモート視聴!

公開 : 2022.11.02 06:45

ナビ機能/無料地図更新 どう変わった?

カーナビ機能としては、見やすいマップと高速レスポンスが2022年モデルでも見所だ。

ビル・建物の透過率を自動で調整する地図は相変わらず美しい。2022年モデルでは、これに「交差点の通過」「右左折」がひと目で分かる表示が加わった。

CN-F1X10GDの美次元マップ。新たに「その先70m」といった、次の分岐の情報が表示されるように。
CN-F1X10GDの美次元マップ。新たに「その先70m」といった、次の分岐の情報が表示されるように。    AUTOCAR JAPAN

曲がる交差点までの詳細な情報(「その先70m」など)、2つ先の交差点のレーン情報などを事前に表示してくれるので分かりやすい。

小さな進化だが、道を間違えないための頼りになる機能。初見の土地に向かう機会が多いドライバーならチェックしておきたいポイントだ。

「無料地図更新」についてもニュースがある。

これまでは更新の期間が「最大3年間」とされていた。つまり発売後、早く購入しても、遅く購入しても、更新終了日は同じだったのだ。

2022年モデルでは、これが「利用開始から最大3年間」に変更され、利用開始日によって更新の終了日が異なる運用となった。

発売から1年後に購入した場合でも、3年間の更新権利が与えられることになる。

ストラーダ2022年モデル 価格/発売時期

これ以外にも地デジ受信感度が向上するなど、パナソニックが、クルマ時間の過ごし方、長く使えることに正面から取り組んだのが分かる年次アップデートとなった。

2022年モデルのパナソニック・ストラーダFシリーズは、12月初旬の発売。想定販売価格は下記のとおりだ。

7V型のカー用品店向け2022年モデル、ストラーダCN-HA02WD(200mmワイド)。マップ上で映像コンテンツを再生している様子。
7V型のカー用品店向け2022年モデル、ストラーダCN-HA02WD(200mmワイド)。マップ上で映像コンテンツを再生している様子。    AUTOCAR JAPAN

また、インダッシュ式の7V型HD液晶モデルも同時デビュー。カー用品店向けのHAシリーズは12月中旬、特定販路向けのHEシリーズは2023年1月中旬の発売予定となっている。

ストラーダFシリーズ 税込み想定価格

CN-F1X10BGD(10V型有機EL):26万円前後
CN-F1X10GD(10V型有機EL):24万円前後
CN-F1D9GD(9V型液晶):17万円前後

ストラーダHA/HEシリーズ 税込み想定価格

CN-HA02D/WD(7V型液晶):10万5000円前後
CN-HE02D/WD(7V型液晶):9万5000円前後

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事