改良「マツダCX-8」価格発表 グランドジャーニー/スポーツアピアランス登場で、どう変わる?

公開 : 2022.11.02 12:03  更新 : 2022.11.02 13:02

2. スポーツアピアランスとは

今回、新たに設定されたグレードが「Sports Appearance(スポーツアピアランス)」だ。全身をブラックでまとめることで、成熟した大人のスポーツマインドを刺激しつつ、上質さも表現している。

エクステリアは、フロントグリル、シグネチャーウイング、バンパー下部、クラッディング、ボディロアガーニッシュ、ドアミラーまで深い光沢によって精悍さを際立たせるブラック塗装で引き締めた。

一番右がマツダCX-8スポーツアピアランス(マシーングレープレミアムメタリック 開発車両のためルーフレール/サイドガーニッシュが未装着)
一番右がマツダCX-8スポーツアピアランス(マシーングレープレミアムメタリック 開発車両のためルーフレール/サイドガーニッシュが未装着)    前田惠介

ホイールもブラックメタリックを施した専用の19インチ・アルミホイールを装着。大径のマフラーカッターでリアエンドは力強さをアピール。

インテリアでは、NDロードスターのバーガンディにも似たレッドもしくはブラックのスムースレザーをシートに採用し、上質さを醸し出すライトグレーのステッチが入る。インパネの加飾には、ハニカムシルバー/サテンクロームメッキが用いられ、「大人のスポーツ」のイメージを増幅している。シートは、6人乗りと7人乗りを用意。

パワーユニットは、2.5Lガソリンの「SKYACTIVーG 2.5」と、2.2Lディーゼルターボの「SKYACTIVーD 2.2」の2種を搭載。駆動方式は、2WD(FF)と4WDとも選べる。

3. エクスクルーシブモードの進化

「Exclusive Mode(エクスクーシブモード)」は、従来からCX-8に設定されている最上級グレードだが、美しさや作り込みに所有する満足感と特別感を求めるユーザーのために、さらに進化させている。

エクステリアでは、ボディから、前後バンパーロア(下部)、ホイールアーチ、クラッディング、ボディロアガーニッシュまでを同色で統一した。

マツダCX-8エクスクルーシブモード(ロジウムホワイトプレミアムメタリック)。リアエンド下部を後ろ上がりの意匠とし、車体後部の印象が変わっている。
マツダCX-8エクスクルーシブモード(ロジウムホワイトプレミアムメタリック)。リアエンド下部を後ろ上がりの意匠とし、車体後部の印象が変わっている。    前田惠介

さらにガンメタリックのフロントグリル、シルバーの前後バンパーガーニッシュ、ルーフレール、大型マフラーカッターなどを装備。大径の19インチ・アルミホイールには高輝度ダーク塗装を施して金属の質感を向上している。

インテリアでは、ピュアホワイトもしくはブラックのナッパレザーシートを採用し、キルティング模様のステッチが施されている。インパネの加飾には上品な金属感を表現したヘアラインシルバーが用いられ、所有する人の満足感を充たしてくれる。

パワーユニットは、2.5Lガソリンの「SKYACTIVーG 2.5」と、同ターボの「SKYACTIV-G 2.5T」、2.2Lディーゼルターボの「SKYACTIVーD 2.2」の3種を搭載。駆動方式は、いずれも2WDと4WDが選べる。

シートは、SKYACTIVーG 2.5T搭載車は6人乗りだけだが、他のエンジン搭載車では7人乗りも設定されている。

記事に関わった人々

  • 撮影

    前田惠介

    Keisuke Maeda

    1962年生まれ。はじめて買ったクルマは、ジムニーSJ30F。自動車メーカーのカタログを撮影する会社に5年間勤務。スタジオ撮影のノウハウを会得後独立。自動車関連の撮影のほか、現在、湘南で地元密着型の写真館を営業中。今の愛車はスズキ・ジムニー(JB23)

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