ロータス、ロードモデルのエリーゼSカップRを追加か

公開 : 2014.08.22 22:50  更新 : 2017.06.01 02:12

ロータスはエリーゼを再びロードゴーイング・モデルの頂点に立たせるためのモデルとして、エリーゼSカップRをラインナップに加える。これは、1月のバーミンガムのオートスポーツ・インターナショナル・ショーでコンセプト・モデルとしてアナウンスされたものだ。

ニュルブルクリンクでテストが行われているこのモデルは、法律に適するようにカップ・レーサーから手は入れられているが、レーシング・モデルのエリーゼSカップRにほぼ近い。修正は、ヘッドランプ、公道を走るためのクーリング・システム、ナンバープレートとロールケージに留まる。

このSカップRは、現在4つのラインナップが用意されているエリーゼの中でも、Sクラブ・レーサーの上に位置する、最も強力なバージョンとなる。エンジンは、220ps、25.0kg-mのパワー、トルクを発揮する1.8ℓユニットが搭載される。ギアボックスは6速マニュアルだ。

このスパイショットでもわかる通り、エリーゼSカップRは、エリーゼSよりもエアロダイナミクスに優れるボディ・ワークがされている。フロント・スピリッター、バーゲ・ボード、ウィングレット、リア・ディフューザー、フロア・エクステンション、リア・ウイングなどが一新され、より強力なダウンフォースを得るようになっている。また、アジャスタブル・スプリングとダンバーも装備される。

このモデルの投入時期についてはロータスはAUTOCARに明言しなかったが、今年中と予想される。

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