新型シトロエンC5エアクロスSUV発売 1.6Lガソリン/2.0Lディーゼル/PHEV マイナーチェンジ
公開 : 2022.11.05 15:10
ステランティス・ジャパンは、「C5エアクロスSUV」をマイナーチェンジ。外装、内装、パワートレインを紹介します。
C5エアクロスSUV マイチェン
ステランティス・ジャパンは、「C5エアクロスSUV」をマイナーチェンジし、全国のシトロエン正規ディーラーを通じて発売した。
C5エアクロスSUVは、シトロエンが100周年を迎えた2019年に登場したブランド初のSUV。
新世代の「魔法の絨毯のような乗り心地」を実現する独自のサスペンションシステムや、ラウンジのソファのような座り心地を提供するアドバンストコンフォートシートなど、シトロエン・アドバンストコンフォート・プログラムによって、快適性を前面に打ち出したモデル。
今回のマイナーチェンジでは、丸みを帯びたフロントフェイスをより直線的でモダンなデザインへと変更。
中央には独立タイプのダブルシェブロンを配置。その左右に向けては、ピアノの鍵盤を思わせる縦型クロームのドットが走り、ヘッドライト内部の上下にのびるデイタイムランニングライトへと繋がる。
V字シェイプのシグネチャーライトを取り入れてさらに精悍になったフロントデザインは、シトロエンファミリーの一員であることを明確にする。
フロントバンパー下部にあるエアインテークのグリッドは、シトロエンの象徴であるダブルシェブロンをモチーフとしたもので、ボトムにはスキッドプレート風の装飾を追加。
フロントサイドのエアスクープとボディサイドのエアバンプには、アクセントカラーを設定。
リアのLEDライトクラスターは、3D効果が際立つ立体感を強調するデザインとなっている。
ルーフはブラックのルーフレールと一体となるようなバイトーンにし、フォルム全体を引き締める。
また、18インチアルミホイールもダイアモンドカットを施した新しいデザインになった。
ボディサイズは全長4500mm×全幅1850mm×全高1710mmという、CセグメントのSUVとしてゆとりのあるサイズとなっており、大人5人が快適に過ごせる空間が広がっている。
インテリアやラゲッジスペース
すべてのシートに、快適な座り心地をもたらすシトロエン独自のアドバンストコンフォートシートを採用。
ベースに低反発効果のある高密度ウレタンを用い、表層部に15mmの厚さでやわらかなスポンジを挟む手法が用いられた。
高密度フォームと厚みのある構造が生み出す姿勢保持とダイナミックなコンフォート性能は、長距離ドライブの疲労を軽減する。
後席にはフルサイズの3席独立シートを採用。3席ともに同じ座面幅で、それぞれにリクライニング機能と150mmの前後スライド機能を備えており、好みに応じた調整が可能。
上級グレードのプラグインハイブリッドとシャインパックのシートは、ダークブルーのナッパレザーと、座面と背もたれの中央部分は黒のパーフォレーテッドレザーのコンビネーションとすることで柔らかな触感をもたらし、さらに上質な座り心地へと進化させた。
フロントシートヒーターや、シートバックに内蔵された8つのエアサポートで、長距離ドライブを快適にする運転席マルチランバーサポートを採用し、快適性を高めた。
シャインのシートは、背もたれ中央部分がアルカンタラ、サイド部はテップレザーを採用。
いずれのシートにも、ダブルシェブロンをモチーフとしたブルーのステッチが施されている。
全グレード共通の仕様として、ブラックダッシュボード、およびドアアームレストのステッチがブルーとなる。
またセンターコンソールには、コンパクトなシフトセレクターとドライブモードセレクターを採用したことにより、小物入れの容量が拡大、利便性がさらに向上した。
足元のペダル類はアルミ仕様で仕上げられている。
ラゲッジ容量は通常のリアシートポジションで約580Lあり、リアシートを前方にスライドさせればクラストップレベルの約720Lに広がる。
さらに、後席を折りたためば約1630Lもの広大なスペースが出現。
ラゲッジルームのフロアボードは高さを2段階に調整可能で、折りたたんだシートバックの高さにあわせることで、よりフラットな空間を作ることができる。
テールゲートは、スマートキーを携帯していれば両手がふさがっているときなど、リアバンパーの下で足を動かせば自動で開くことができるハンズフリー機能を備える。