BMW X5の装甲モデルがモスクワでデビュー
公開 : 2014.08.23 22:30 更新 : 2017.06.01 02:12
BMWは来週行われるモスクワ・モーターショーで、X5の装甲モデルをデビューさせる。
X5セキュリティ・プラスと呼ばれるこのモデルは、カラシニコフAK47自動小銃などからの発砲に耐えうるVR6グレードのプロテクション能力を持つ。当然といえば当然なのだが、その詳細については公表されていない。しかし、セーフティ・ガラスの装備や、接合部などの強化などが行われている。
xDrive 50iがベースで、エンジンは455ps、66.2kg-mの4.4ℓV8ユニットが搭載される。しかし、その重さは標準劇な2250kgよりもかなり重くなっていることは想像に容易だ。したがって、0-100km/hが4.9秒というX5 xDrive 50iの標準的なタイムも伸びることとなるだだろう。但し、その重量増に対してサスペンションはリチューンされている。
セキュリティ・プラスは、メキシコの専用工場で生産される。
ちなみに、今月初め、メルセデスは最高レベルのVR9グレードのプロテクションを備えたSクラスを発表している。