トヨタ、トップ5独占 10月の登録車販売ランキング 新型シエンタが2位に!

公開 : 2022.11.08 06:45  更新 : 2022.11.08 08:46

10月の軽 タント、王者Nボックスに急接近

10月の軽自動車ランキングは、ホンダNボックスが前年同月比120.0%増の1万6369台を販売して、5か月連続での首位につく。

続く第2位には、10月にマイナーチェンジしたダイハツタントが、同214.0%増(1万4981台)を達成して前月と同位に位置。改良版タントは発売1か月で月販目標の4倍となる約5万台の受注を記録しており、来月以降のホンダNボックスとのトップ争いは熾烈を極めるものになると予想される。

発売1か月で、約5万台を受注した改良新型ダイハツ・タント。写真はタント・ファンクロス。
発売1か月で、約5万台を受注した改良新型ダイハツ・タント。写真はタント・ファンクロス。    ダイハツ

また、第3位には7月にキャンバスを全面改良したダイハツ・ムーヴが同173.6%増(9128台)を記録してランクインした。

2022年10月 軽四輪車 通称名別 新車販売速報

1位 ホンダNボックス:1万6369台
2位 ダイハツ・タント:1万4981台
3位 ダイハツ・ムーヴ:9128台
4位 スズキスペーシア:9103台
5位 スズキ・ワゴンR:7645台
6位 ダイハツ・ミラ:7208台
7位 スズキ・ハスラー:6557台
8位 日産ルークス:6267台
9位 スズキ・アルト:6104台
10位 ダイハツ・タフト:3931台

注目モデルの成績に触れていこう。

5月に一部改良を図ったスズキ・ハスラーは前年同月比21.1%増(6557台)を達成して第7位、6月にラパンをマイナーチェンジしたスズキ・アルトは同56.9%増の6104台を売り上げて第9位に位置。

また、6月に発売した軽EVの日産サクラは1880台、三菱eKクロスEVは480台の販売を記録する。

さらに、20thアニバーサリーエディションの生産を開始したダイハツ・コぺンは同81.7%増(467台)を成し遂げた。

一方で商用車のカテゴリーでは、昨年12月に全面改良を実施したダイハツ・ハイゼットカーゴが同70.2%増(9690台)、4月に仕様変更したホンダNバンが同586.5%増(2348台)、8月にデビューした新型軽バンのスズキ・スペーシアベースが1317台の販売台数を記録。

11月に一般販売を再開するとともに、法人向けの販売も強化した軽商用EVの三菱ミニキャブ・ミーブは、同1210.5%増の249台を売り上げた。

なお、登録車と軽自動車を合わせた10月の車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックスが2か月連続での首位に立ち、以降はダイハツ・タント、トヨタヤリス、トヨタ・シエンタ、トヨタ・カローラの順で続く。1万台超は前月よりも2車種増えて、4車種となった。

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    AUTOCAR JAPAN

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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