価格/サイズ発表! ホンダZR-Vは“誰”に向けた新型SUVなのか? 見所は内装(前編)

公開 : 2022.11.17 11:04  更新 : 2022.11.17 20:25

視界はどう? 後席について

ブラックとマルーンの内装も注目点の1つ。

ガラスパールを革調素材に混ぜたパール調プライムスムースという内装材や、経糸・横糸で異なる色を使ったシート地、ジグザグステッチなどを用いたキルティングレザーのシート地など、「心地良さ」を追求した素材を採用している。

ホンダZR-V e:HEV Zの後席(内装色:ブラック)。なおWLTCモード燃費は、e:HEV仕様が21.5~22.1km/L。ガソリン仕様が13.9~14.6km/Lだ。
ホンダZR-V e:HEV Zの後席(内装色:ブラック)。なおWLTCモード燃費は、e:HEV仕様が21.5~22.1km/L。ガソリン仕様が13.9~14.6km/Lだ。    宮澤佳久

パッケージングでは、車高の高いSUVだがセダンライクな乗車姿勢をとることができ、ドライビングポジションはシビックCR-Vのほぼ中間となる。

しかも手前に引いたAピラーとハイ・アイポイントにより見通しが良好で、コーナー先の予測や右左折の状況が判断しやすい。

リアシートはシビックと同等のポジションとなり、セダンライクな姿勢で座り心地の良さを追求している。

全席で安心なポジションが取れるというのも、ZR-Vのセールスポイントだ。

後編では、スタイリングについて見ていこう。

記事に関わった人々

  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。

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