新型インプレッサに電動マスタングも LAモーターショー2022 見どころは?
公開 : 2022.11.16 06:05
11月18日から27日にかけて米ロサンゼルスで開催されるLAオートショー。その注目点をピックアップして紹介します。
もくじ
ー大小さまざまなメーカーが出展
ーチャージ・カーズ67
ーレクサスRX
ーハマーEV
ーハイペリオンXP-1
ーヒョンデ・アイオニック6
ーポルシェ911ダカール
ースバル・インプレッサ
ービンファストVF 8、VF 9
ーフォルクスワーゲンID.Aero
大小さまざまなメーカーが出展
ロサンゼルス・モーターショーが今年も開催される。電動化、未来のモビリティ、コネクティビティ、そして文化に焦点が当てられる。正式名称はLAオートショー(LA Auto Show)で、開催期間は11月18日から11月27日までの10日間。
ショー会場のLAコンベンションセンターでは、30社以上の自動車メーカーが新車やコンセプトカーを発表する予定である。また、EV(電気自動車)のテストコースが設置され、60台以上の車両を来場者が運転できるようになる。
スバル、フォルクスワーゲン、アストン マーティン、フォード、ポールスター、ヒョンデなどの出展が決定しているほか、チャージ・カーズ、インディEV、ハイペリオン、エレクトラ・メカニカなど、小規模の自動車メーカー・関連会社も複数参加する予定だ。
今回は、その中でも注目したい展示をピックアップして紹介する。
チャージ・カーズ67
1967年の初代フォード・マスタングをベースにしたチャージ・カーズ67。最高出力543psを誇る35万ポンド(約5700万円)の電動スポーツカーである。チャージ・カーズは、英国に拠点を置く新興EVメーカーで、初代マスタングの象徴的なデザインを使用するためにフォードに「多額」のライセンス料を払ったとされている。
半世紀前のスポーツカーを完全に再設計し、電動化し、豪華に仕上げている。4基の電気モーターと63kWhのバッテリーを搭載し、航続距離は約320km、最大トルクは155kg-m、0-100km/h加速は3.9秒という驚異的な数値を達成した。最高速度は250km/h。見た目こそ1960年代のレトロな雰囲気を再現しているが、中身は未来のスポーツカーである。
レクサスRX
レクサスの世界販売で中心的な存在となっているベストセラー車、RXが設計を一新し、ロサンゼルスに上陸する。トヨタのGA-Kプラットフォームをベースにした大型SUVで、初めてPHEV(プラグインハイブリッド)を導入することになる。
アップグレードされた14.0インチのインフォテインメント・システムを搭載し、標準装備もシートヒーターとベンチレーション、ワイヤレスのスマートフォン充電、アップル・カープレイおよびアンドロイド・オートのワイヤレス接続などさらに強化された。RXの快進撃は続きそうだ。
ハマーEV
EVとして生まれ変わったハマーだが、その巨体に見合うだけのパワーを備えており、ハマーの故郷であるロサンゼルスの観衆の人気を集めることは間違いないだろう。最高出力830ps、最大トルク1590kg-m、0-100km/h加速3.5秒と、まさにモンスターと呼ぶに相応しい性能を誇る。航続距離は約480kmとされている。