プラーガ レース由来の軽量ハイパーカー、11月23日公開 究極のパフォーマンス
公開 : 2022.11.16 19:45
チェコのモータースポーツ企業、プラーガは新型ハイパーカーを来週公開する予定です。レースで培った空力と軽量化の技術を、公道向けの市販モデルに投入して「究極のパフォーマンス」を実現するとされています。
エンスージアストに究極のパフォーマンス
チェコの自動車メーカーであるプラーガ(Praga)は、新型ハイパーカーを11月23日に公開すると発表した。2015年の限定モデル「R1R」以来の公道向け市販モデルとなる。
プラーガは、歴史的に大型トラックやオートバイ、トラクター、ボート、飛行機、戦車、レーシングカートの製造で知られており、近年は世界有数のモータースポーツ企業として名を馳せている。新型車はガソリンエンジンを搭載する軽量モデルで、「エンスージアスト・ドライバーに究極のパフォーマンスを提供する」とされている。
予告映像では、サーキット走行に焦点を当てていることが示唆されている。コックピット中心のデザイン、ワイドなクローズドホイール、デュアルチタンエグゾースト、アルコン製ブレーキなど、アグレッシブなディテールが確認できる。興味深いことに、今のところ大型のリアウイングは見られない。
映像の中で、プラーガはこう語りかけている。「わたし達がレーシングカーだけを作る会社だと思っていたでしょう……」
スペックの詳細などは11月23日には明らかにされるだろう。現行モデルのR1は、車重643kgのサーキット専用モデルで、ミドマウントの4気筒エンジンから最高出力370psと最大トルク40kg-mを発生させる。