こんなクルマが出るなんて! 意外すぎた市販車 23選 名車と迷車のオンパレード
公開 : 2022.11.19 18:05
ルノー・ヴェルサティス(2001年)
当時のコメント「この風変わりなクルマは、完全に納得できるものではないにしろ、興味深く、豪華なものだ」
ルノーは、ドイツ製の高級サルーンとは異なるものを作ろうとしており、その目論見は見事に達成された。ヴェルサティスは、アウディA6やBMW 5シリーズ、メルセデス・ベンツEクラスとは似ても似つかぬクルマだ。
強気なコンセプトだが、成功と言える点はそれくらいしか見当たらない。不格好でぎこちないハッチバックであり、BMWのようなハンドリングも、ルノーらしい乗り心地も実現できなかった。
日産フィガロ(1991年)
当時のコメント「元気な1.0Lターボエンジン、コンバーチブルルーフ、優しいスペックとルックスによって、フィガロはカルト的な人気を得ることができるだろう」
当時、地球上で最も退屈な自動車メーカーの1つであった日産から、呆気にとられるほどほど可愛いフィガロが発売された。Be-1、パオに続くレトロなパイクカー・シリーズの1台で、従来のラインナップにはなかった、個性的、カラフル、輝き、楽しさのすべてを凝縮したようなクルマだった。