新型「レクサスRX」の価格発表 サイズ/納車時期/スペックが明らかに 一般販売/抽選販売で

公開 : 2022.11.18 13:38

内装の見どころは?

インテリアは従来型とディメンションが異なり、車室を広く取る工夫、乗降性・荷室の使い勝手が高まっている。

まずは視認性。Aピラー、さらにルーフ前端を後方に配置することで、視界を広く確保。

RX 450h+バージョンLの前席内装
RX 450h+バージョンLの前席内装    レクサス

前席は、左右カップルディスタンスを20mm拡大。37度までリクライニング可能となっている。

また前席・後席のカップルディスタンスは従来型同様ながら、フロントシートバックの薄型化により後席の膝前空間を拡大した。

「バージョンL」では、助手席の肩口スイッチによって運転席・後席よりも移動ができるようになり、スペースを広く使える。

これ以外にも、低床化や、乗り降りのしやすいスカッフ/センターピラーカバーの形状を採用。運転席は、降車時に前後方向のスライドアウェイに加えて、上下方向のリフターアウェイが追加されている。

納車時期・価格・販売方法

昨今の生産調整で気になる納期だが、レクサスは「今回は、各販売店にオーダーが可能な上限台数を事前にご案内しています。お客様に納期が不透明にならないような調整を行って参りました」と話す。

「今日から受注を開始しますが、早いお客様は来年1月から納車が始まり、来年秋ごろにかけて納車予定になっています」と説明しているので、2023年の早い段階から、新型を街で見かけることになりそうだ。

RX 350 Fスポーツの前席内装
RX 350 Fスポーツの前席内装    レクサス

なお、増産に向けた調整も取り組んでいる最中だという。

新型レクサスRXの日本価格は下記のとおりだ。

なお、既存のレクサスユーザーと新規顧客が注文できる「一般販売」と、新規顧客のみに向けて500台限定となる「期間限定の抽選販売枠」が設けられるという。

RX 500h Fスポーツ・パフォーマンス:900万円
RX 450h+バージョンL:871万円
RX 350バージョンL:664万円(FF)
RX 350バージョンL:705万円(AWD)
RX 350 Fスポーツ:706万円(AWD)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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