高性能の「RS」も 新型スバル・インプレッサ 米で初公開 2.5Lボクサー搭載

公開 : 2022.11.19 06:05

6代目となるスバル・インプレッサが登場。デザインや構造を一新し、高性能モデルの「RS」には2.5L 4気筒ボクサーエンジンも搭載されています。

7年ぶりフルモデルチェンジ

6代目となる新型スバルインプレッサが米国で発表された。11月17日(現地時間)に開幕したロサンゼルス・オートショーにて、実車が展示されている。

7年ぶりのフルモデルチェンジで、米国では2023年に発売される予定。先に日本で発表された新型クロストレックとは深い関係にあり、米国向けにはセダンは設定されず、ハッチバックモデルのみが導入される。

ロサンゼルス・オートショーへ出展されたスバル・インプレッサ
ロサンゼルス・オートショーへ出展されたスバル・インプレッサ    AUTOCAR

初代インプレッサがロサンゼルス・オートショーのステージに登場してからちょうど30年。6代目インプレッサは、スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)の最新バージョンを採用し、基本性能の底上げを図った。

スバルのトレードマークであるシンメトリカルAWDを改良し、応答性、ハンドリング、コーナリング性能を向上させたという。アクティブトルクベクタリングを標準装備するほか、2ピニオン電動パワーステアリングを採用し、ステアリングフィールを高めている。

「RS」には2.5Lエンジン搭載

ベースモデルおよびスポーツモデルは、最高出力152psと最大トルク20kg-mの2.0L 4気筒ボクサーエンジンを搭載。新たに設定された高性能モデルの「RS」には、最高出力182psと最大トルク24.6kg-mの2.5L 4気筒ボクサーを搭載する。

トランスミッションは、8速マニュアルモードとシフトパドル付きのCVTを採用した。

スバル・インプレッサ
スバル・インプレッサ    スバル

高性能のRSは、1998年に米国市場におけるWRXの前身となった「2.5 RS」を想起させるもの。RS専用のオーナメントやグレーの18インチアルミホイール、ブラックのトリムエレメントなどが特徴的だ。

インテリアでは、カーボン調のインナートリム、レッドのシートバック、ラリー風のアルミペダルなどが、スポーティさを際立たせている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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