新型トヨタ・プリウス話題 排気量アップや19インチアルミホイール装備 先代からどう進化? 比較

公開 : 2022.11.20 05:45  更新 : 2022.11.20 11:11

ボディ剛性や運転支援も進化

その他、明らかになっている改良点は、プラットフォームが第2世代TNGAへと進化し、より高剛性なボディとなったことで、優れた操縦安定性と乗り心地を実現。

またサスペンションもフロントストラット、リアダブルウィッシュボーンの形状こそ従来型を踏襲するものの、プラットフォームの進化によってサスペンションの設計自由度が向上し、ドライバーの意図に応じた車両応答性やライントレースのしやすさを可能とし、優れた乗り心地と静粛性を実現したとされている。

新型トヨタ・プリウス
新型トヨタプリウス

空力性能においても、ボディ形状の一新で車体まわりの風の流れを最適化したほか、床下にあえて段差を設けることで空気の流れを与え、優れた接地性を実現する「エアロスタビライジングアンダーボデーステップ」を採用。

さらに運転席の一部に除電機能を追加した「除電スタビライジングプラスシート」を採用し、静電気による空気の乱れを抑制。これによって安定した疲れにくく快適なドライブに寄与するとアナウンスされた。

先進安全・運転支援システムも強化されており、「トヨタセーフティセンス」は機能向上と検知対象を拡大した最新のものを搭載し、「アドバンストパーク」にはさまざまな駐車シーンでスムースな入出庫を自動でおこなうことができるほか、スマホアプリを利用して遠隔での駐車・出庫も可能となっている。

細かい部分ではトヨタセーフティセンスのフロントカメラと電子インナーミラーの後方カメラを利用した車載型のドライブレコーダーを設定し、記録媒体はSDカードではなくECUに保存する方法が採られているとのこと。

このように現状明らかになっている部分だけでも、かなりの進化を見せている新型プリウス。全貌が明らかになるのが楽しみだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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