マセラティ・クアトロポルテ、最新スクープ
公開 : 2012.06.27 12:15 更新 : 2017.06.01 00:55
来年登場する予定のマセラティ・クアトロポルテの最新のスクープ写真だ。
まだ多くのカモフラージュがされているが、現行のクアトロポルテよりも大きいことがわかる。そのサイズは、全長5097mm、全幅1895mm、全高1438mmだ。このスクープ写真では、リアのテールランプ・デザインが初めて明らかになった他、アウディA7スポーツバックにも似たルーフラインも見て取れる。
マセラティはクアトロポルテを、Gセグメントの中でも特別にラグジュアリーなモデルとするために、より高価なルックスを与えようとしている。
マセラティは、コードM156の名前で開発が進められているこのV8のスポーツサルーンを、9月のパリで発表するか、それとも来年1月のデトロイトで発表するかを決めかねている。
また、ジャガーXFおよびBMW 5シリーズのライバルとなるM157という名前で開発されているクアトロポルテよりも一回り小さなミッドサイズもサルーンも2013年に発売がされる予定だ。こちらはV6ガソリン・エンジンとディーゼルを搭載する。イタリアのメディアでは、その名前がレヴァンテとなると報告されている。
新しいクアトロポルテは、”新しい”プラットフォームにもとづいて設計されるとマセラティは主張するが、それはクライスラー300Cと共有する部分が多いと思われる。トランスミッションは、現在の6速オートマティックから、アイドリング・ストップ付きのZF製8速オートマティックとなる。また、そのエンジンは、現行のV8をブラッシュアップしたものが搭載される予定だ。