ゴードン ミラー・モータースから軽バン「GMLVAN S-01」登場 天然木の内装が堪らない!

公開 : 2022.11.23 17:45  更新 : 2023.05.19 13:55

GORDON MILLER MOTORSが新型車を発表! 4ナンバーの軽キャンパーで、バンライフを始められます。天然木の内装もご覧ください。

ソロキャン・軽キャン好きに

クルマ好きのライフスタイルを提案するゴードン ミラーの車両レーベル、ゴードン ミラー・モータース(GORDON MILLER MOTORS)より新型モデルが発売される。

これまでにトヨタ・ハイエースをベースにした「GMLVAN V-01」と、日産NV200をベースにした「GMLVAN C-01」の2タイプを展開してきた。

ゴードン ミラー・モータースの新型車「GMLVAN S-01」のサイズは、全長3395×全幅1475×全高1890mm。ベース車は、4ナンバーの新型ハイゼットカーゴ。ダイハツの先進運転支援機能「スマートアシスト」を標準搭載するのはポイント。
ゴードン ミラー・モータースの新型車「GMLVAN S-01」のサイズは、全長3395×全幅1475×全高1890mm。ベース車は、4ナンバーの新型ハイゼットカーゴ。ダイハツの先進運転支援機能「スマートアシスト」を標準搭載するのはポイント。    宮澤佳久

今回仲間入りを果たした「GMLVAN S-01」は、ゴードン ミラー・モータース初となる軽商用車ベースだ。待望のニューモデルは、ゴードン ミラーの発信拠点である「ゴードン ミラー蔵前」にてお披露目された。

ゴードン ミラー・モータースはクルマを中心としたライフスタイル全般を意味する「バンライフ」を演出してきたが、新作もそのコンセプトを踏襲し、実用性とデザイン性を両立させた1台となっている。

ベース車両はダイハツ・ハイゼットカーゴ。660ccのガソリンターボエンジン搭載、駆動方式は2WDと4WDの選択が可能だ。

オプション選びでカスタムも

エクステリアにおける大きな特徴は、丸目ライトをあしらったフロントフェイス。

フードやグリル、フェンダーやバンパーなどをマルっと刷新。ノスタルジックながら野生的なイメージを兼ね備えたアピアランスとなっている。グリルやホイール(ラ・ストラーダ アヴェンチュラ)のセンターに装着された立体エンブレムもこの車両のポイント、ブランドを象徴するアイコン的な役割を果たす。

両側パワースライドドアを標準装備。12/17から、ゴードン ミラー蔵前で先行予約を開始、2023年2月中旬から発売される。納車は4月ごろに始まる見込みだ。
両側パワースライドドアを標準装備。12/17から、ゴードン ミラー蔵前で先行予約を開始、2023年2月中旬から発売される。納車は4月ごろに始まる見込みだ。    宮澤佳久

オーバーランダーに人気の高品質なフロントランナー製(FRONTRUNNNER)ルーフラックとダーチ(DARCHE)製オーニオングはオプション設定だ。

ボディカラーはオリーブドラブとコヨーテの2種類をラインナップ。

いずれもフィールド色のフラットペイントで、ダイハツ工場のメーカー塗装による信頼と品質が確保される。また黒メタリック塗装でアクセントをつけたドアミラーが引き締め効果も。

一方、リアビューで目を引くテールランプもオリジナルデザインを採用(オプション設定)する。

天然木とコーデュラのコーデ

バンライフの豊かさは、車内で過ごす時間の快適性が大きく関係する。

そうしたゴードン ミラーの世界観はインテリアにも反映され、随所にこだわりが見てとれる。

フロアから天井まで天然木でコーディネイトした車内。収納式テーブルがアウトドアシーンの遊び方を広げる。定員は2/4人。
フロアから天井まで天然木でコーディネイトした車内。収納式テーブルがアウトドアシーンの遊び方を広げる。定員は2/4人。    宮澤佳久

ヘビーデューティなコーデュラ生地を採用したシートカバーは前後採用、モールウェビングやヘッドレストが収納できる大型ポケットも備わり、ゴードン ミラー製品との相性も抜群、コーディネイトの幅が広がる。

温もりを感じる車内はヘッドライナーとサイドパネル、サイドテーブルを無垢のアカシア素材で仕上げた。天然木の風合いが心地良く、まったりとしたチル時間が堪能できそうだ。

車中泊もできるように荷室空間には防水・防汚加工シートを採用しフラットフロアの展開を重視。ゴードン ミラー製のコットをセットすれば快適な就寝タイムが約束される。

また、厚めのマットやエアベッドを敷けば2人の車中泊も可能に。フレキシブルに対応できる空間が広がる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    小原れみ

    大学在学中に創刊されたアメリカの自動車カスタム文化を紹介する雑誌に影響を受け、インターンシップを経て編集部員に。1996年よりフリーランスのライターに転向。米国車やカスタム車両専門誌の執筆を中心にアメリカン・カルチャー全般を担当する。愛車は、熟練ビルダーである夫の指導を受けてフレーム製作から始めた1932年式フォードのホットロッド。無類の工具&ネジ好き。
  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。
  • 編集

    徳永徹

    Tetsu Tokunaga

    1975年生まれ。2013年にCLASSIC & SPORTS CAR日本版創刊号の製作に関わったあと、AUTOCAR JAPAN編集部に加わる。クルマ遊びは、新車購入よりも、格安中古車を手に入れ、パテ盛り、コンパウンド磨きで仕上げるのがモットー。ただし不器用。

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