ルノー、ワンメイク・レース用のRS01を発表
公開 : 2014.08.27 22:45 更新 : 2017.06.01 02:12
ルノーはモスクワ・モーターショーでワンメイク・レース用の専用モデル、RS01を発表した。
このモデルは、ルノー・チャンピオンシップ・ワールド・シリーズに出場するためのマシンで、価格は£282,000(4,800万円)。エンジンは日産GT-Rに搭載されている3.8ℓV6ツイン・ターボを搭載する。そのパワー、トルクに関しては、ルノーは500ps、61.2kg-m以上とアナウンスしている。ちなみに、GT-Rに搭載されるものは550ps、64.3kg-mである。
エンジンはドライサンプに変更される。また、トランスミッションは7速のシーケンシャルでパドル・シフト付き、駆動方式はリア・ホイールとなる。
0-100km/h加速やトップ・スピードは公表されていないが、ルノーによれば、GT3とDTMの中間程度だとい。
基本設計はダラーラが行い、FIA LMP1レギュレーションの則っている。コクピットはカーボンファイバー製のモノコックで、ボディ重量は1100kg以下となる。サイズは全長4710mm、全幅2000mm、全高1116mmで、ホイールベースは2744mmだ。
ブレーキはφ380のカーボンファイバー製で、6ポッドのキャリパーが採用されている。また、タイヤはミシュラン特性の18インチが組み合わせられる。