チーム三菱ラリーアート総合優勝へ 首位キープ アジアクロスカントリーラリーSS5
公開 : 2022.11.26 12:15
アジアクロスカントリーラリー5日目レグ4でチーム三菱ラリーアートのチャヤポン選手がSSで5位となり総合首位をキープしています。
トライトン好調 総合首位
三菱が技術支援する「チーム三菱ラリーアート」は、2022年11月21日に開幕したアジアクロスカントリーラリー(AXCR)の2022年大会に「トライトン」(T1仕様=改造クロスカントリー車両)で参戦している。
同チームは大会初日となる21日、タイ北東部ブリラムでスペシャルステージ(SS)を走行した後にセレモニアルスタートをおこない、22日からはタイ国内の本格的なステージに臨み、26日にカンボジア北西部のシェムリアップのゴールを目指す。
大会は終盤5日目に突入。
当初はカンボジアとの国境付近で90km超のステージが予定されていたが、前日夜に急遽コースが変更となり、SS3のスタート地点から約80kmが5日目のステージとして使われることとなった。
2日前に開催されたSS3と路面コンディションもほぼ同様、100km/hを超える高速域のフラットダートをメインに、グラベル、ターマックを交えたコース。
総合首位の座を維持するチーム三菱ラリーアートの「トライトン」105号車をドライブするチャヤポンは、後を追う2番手と7分以上のタイム差をキープしており、これまで同様の冷静なドライビングで安全なゲームを展開。
SS5の公式タイムは56分40秒で区間5位、総合では引き続き首位を守り、総合2位の102号車トヨタ・ハイラックスRevoとのタイム差は8分15秒とさらに水をあけた。
大会2日目のSS2でパンクトラブルに見舞われたものの、総合8位から着実に順位を上げ、総合4位まで浮上した118号車のリファットは、タイムを狙いに行くよりも最終日まで確実にゴールを目指すことを最優先。SS5の公式タイムは56分15秒の区間4位でゴール。総合順位は変わらず4位につけている。
最終日は午前中に50km弱の短いSSをおこない、午後はセレモニアルゴールの予定。