万人受けはムズカシイ? 賛否両論 新型トヨタ・プリウス 近未来的「デザイン」どう評価?

公開 : 2022.11.28 05:45

万人受けはムズカシイ?

続いては否定的な意見だが、こちらもやはりデザインについてのものが多くを占めていた。

とくに大きく寝かされたAピラーは視認性の悪さを不安視する声が多い。低められた全高については乗降性の悪化や居住スペース、とくに後席での快適性が低下しているのではないかという声が多くあった。

「寝た」Aピラーに視認性を不安視する声も。
「寝た」Aピラーに視認性を不安視する声も。

また好意的な意見の多かったエクステリアデザインではあるが、その一方で「カッコ悪くなった」、「歴代で最も醜悪なデザイン」という辛辣なものをあり、万人受けするデザインの難しさというものを感じさせられてしまった。

それ以外では、現時点では公開されていない価格についての声も意外と多く聞かれた。

とくに発表会で「手の届くエコカー」という発言があったことに対して、「現行型のPHVでも総額400万円近い価格であることを考えると、万人が手の届く価格にはならないのでは?」という意見も。

たしかにプラグインハイブリッドモデルは他車種も含めて高額になりがちではあるが、ベーシックなハイブリッドモデルのスタート価格がどのくらいになるのかは気になっているユーザーも少なくない印象を受けた。

このように、良くも悪くも意見が多く出るということはそれだけ注目を集めているということは間違いない新型プリウス

実際の評価は発売がスタートし、一般のユーザーの手もとに車両が届いてからとなるが、果たしてどんな結果になるのか今から楽しみな1台である。

記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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