ヴォグゾール・コルサの開発者に聞く

公開 : 2014.08.29 22:40  更新 : 2017.06.01 02:12

コルサのエクステリア・デザインは、最新のヴォグゾールに共通した要素が盛り込まれている。ヘッドランプ、フロント・グリルなどはっその顕著たる例だ。また、ドアのブレード・サーフェスもヴォグゾールの特徴だ。

基本的なモノコック構造は引き継がれているものの、サスペンション、ステアリングは新しいもの。英国仕様はミルブルックのテストコースで磨き上げられたものだ。セッティングは2種類。16インチのホイールを持つコンフォートと、16インチまたは17インチのホイールを持ち15-20mm低くセッティングされたスポーツ・オプションだ。

ミッチェルは、フィエスタがベンチマークであったし、フォルクスワーゲン・ポロがドライブ・クオリティを図る基準となったと語っている。

「快適性はポロを上回り、その上でフィエスタのような鋭さを持つクルマに仕上げた。」とミッチェルは語っている。

エンジンは5台がラウンチ時には用意される。

ベーシックなのは70psの1.2ℓ4気筒ガソリン。次に90psの1.4ℓガソリン。この1.4ℓガソリンがベストセラーとなるだろう。それと、100psを発揮する1.4ℓのガソリン・ターボも用意される。注目されるのはアダムにも9月に搭載が決定している1.0ℓの3気筒ターボ・ユニットだ。これは90psと115psの2つのチューニングが用意される。

ディーゼルとしては75psおよび95psの1.3ℓターボが用意される。このディーゼルは80g/kmのCO2排出量で、28.3km/ℓを上回る燃費を持つと思われる。最終的な燃費とCO2排出量は公表されていないが、少なくとも大幅な改善が期待される。

ホット・モデルのVXRについては現在のところ何もアナウンスはない。但し、ミッチェルはそのようなモデルについても全く考えがないとはしなかった。

インテリアも一新され、最も洗練されたスーパーミニの1台となった。旧型から持ち越されたパーツは一切なく、ファブリックを中心にその素材もアップグレードだれている。また、ブート・スペースは現行モデルのサイズをキープしており、キャビン・スペースも犠牲となってはない。

インテリンク・タッチスクリーン・インフォテーメント・システムがアダムから移植され、フロント・カメラ・セーフティ・システム、クルーズ・コントロールなどがオプションで装備される。

「高級なインテリアはセールス・ポイントのひとつで、Bセグメントをリードする内容のものだ。フィエスタよりは優れているし、ポロにもフィニッシュなどでは引けをとらない。」とミッチェルは語っている。

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