レクサスIS、GSなど計17車種、約8万5000台リコール届出 燃料漏れのおそれ

公開 : 2022.12.01 05:30

トヨタは、レクサスIS、GS、RCなど計8万5385台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ました。

燃料漏れのおそれ

トヨタは、2022年11月30日付で、レクサスIS、GS、RCなど(2011年11月18日~2018年8月31日製造)計8万5385台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、燃料タンクに組み付けられている燃料蒸発ガス排出抑制装置において、ケース上面(樹脂製)の形状が不適切なため、使用過程でケースに微小な亀裂が発生することがある。

レクサスISなどの一部機種が対象
レクサスISなどの一部機種が対象    レクサス

そのため、長期間使用を続けると亀裂が貫通し、満タン時に燃料が漏れて燃料臭がするおそれがあるという。

改善措置として、全車両、燃料蒸発ガス排出抑制装置を対策品に交換する。

同様の不具合は9件確認されており、市場からの情報提供によりリコール届出となった。

なお、この不具合による事故の発生は確認されていない。

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    AUTOCAR JAPAN

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