フィアット・デュカト日本発売 キャンピングカーベースに 500万円台で3つのサイズ 詳細解説
公開 : 2022.12.02 05:45
パワートレインや安全機能
日本に導入される2022年モデルのデュカトは、いずれのグレードも最高出力183ps、最大トルク45.9kg-mを発生する第3世代の2.2Lマルチジェット3ディーゼルエンジンを搭載。
高効率かつ耐久性に優れたこのエンジンには、スムーズな作動を特長とする最新の9速オートマティックトランスミッションが組み合わされる。
また、新型デュカトは安全装備も充実。商用車カテゴリーでありながら、乗用車セグメントに準じたパッシブ&アクティブセーフティ機能を備える。
スピードリミッター、予期せぬ障害物に遭遇した場合のブレーキ制御(フォワードコリジョンウォーニング、および歩行者検知機能付き衝突被害軽減ブレーキ)、ドライバーの意図しない走行レーンからの逸脱を防ぐレーンキーピングアシスト、トラフィックサインレコグニションなどを装備。
エレクトロニックスタビリティコントロール(ESC)は、車両安定性のための最先端の電子システム。
車両の走行状態(方向と車輪の動き)を常に監視し、必要に応じて片輪にブレーキをかけたり、エンジン出力を低下させるなど安全性がより強化されている。
設定されるトラクションプラスは泥、砂、雪などの走行をサポートするインテリジェント電子制御式ディファレンシャルロック。スリップしたホイールから最もグリップしているホイールにトルクを伝達し、トラクションを回復させる。
3つのサイズを用意 価格は?
2022年モデルのデュカトとして日本に導入されるのは3グレード、3サイズ。標準とそのロングホイールベースモデル、ロングホイールベースに加えて、さらにハイルーフ仕様となる3バリエーション。
L2H2:全長5410mm×全幅2050mm×全高2525mm、ホイールベース3450mm
L3H2:全長5995mm×全幅2050mm×全高2525mm、ホイールベース4035mm
L3H3:全長5995mm×全幅2050mm×全高2765mm、ホイールベース4035mm
L2H2、およびL3H2の室内高は1970mm、L3H3の室内高は2210mm。
最大積載重量は、L2H2が1300kg、L3H2が1250kg、L3H3が1200kg。広い開口部を備えたスライディングサイドドアと横開きのリアドアにより、荷物の積み下ろしを容易におこなうことができる。
ボディカラーは、標準ソリッドカラー(デュカト・ホワイト)に加え、2種類のスペシャルソリッドカラー(エクスペディション・グレー、ランサローテ・グレー)、3種類のメタリックカラー(メタリック・ブラック、アイアン・グレー、アーテンス・グレー)から選択することができる。
価格(税込)は、L2H2が512万5000円、L3H2が530万円、L3H3が547万5000円。