日産ノート・ニスモ リコール届出 走行不能となるおそれ 約4900台対象
公開 : 2022.12.02 07:05
日産は、ノート・ニスモS計4856台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ました。
リチウムイオンバッテリー内部ヒューズの不具合
日産は、2022年12月1日付で、ノート・ニスモS(2018年8月21日~2020年7月28日製造)計4856台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
国土交通省によると、ニスモS仕様(eパワー)のリチウムイオンバッテリ内部ヒューズにおいて、ヒューズの仕様設定が不適切なため、運転の仕方によっては早期に劣化が促進することがある。
そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ヒューズが溶断し警告灯が点灯するとともにモータへの電力供給が停止し走行不能になるおそれがあるという。
改善措置として、全車両、リチウムイオンバッテリ内部ヒューズを対策品に交換する。
市場からの情報によりリコール届出となった。なお34件の不具合が確認されている。
この不具合による事故の発生は確認されていない。