ホンダ・シビック・タイプR 欧州発売 シャシーと空力を大幅強化 1月より納車開始

公開 : 2022.12.02 06:25

控えめながらスポーティなデザイン

インテリアは、標準のシビックと同様に一新されたが、タイプR専用の赤いトリムやスエード調のスポーツシートなど、スポーティなキャラクターを演出している。

先代タイプRのエクステリアは特にアグレッシブなものだったが、新型は比較的控えめになっている。大型のリアウイングやロアグリル、フロントバンパーのエアベントの追加、気流に配慮したボンネットなどが特徴的だ。

ホンダ・シビック・タイプR
ホンダ・シビック・タイプR

ホンダは今年4月、シビック・タイプRの公開に先立ち、鈴鹿サーキットでラップレコードに挑戦し、2分23秒120というタイムを叩き出した。これまでの前輪駆動車の記録保持者である先代シビック・タイプR GTリミテッドエディションより0.873秒速いタイムだ。

ホンダ欧州部門の上級副社長であるトム・ガードナーは、次のように述べている。

「新型シビック・タイプRでは、高性能ハッチバック・セグメントで最も価値のあるドライビング・エクスペリエンスを創造するという我々の目標を、再び実現することができました」

「モータースポーツで培った技術を応用し、その性能は先代モデルを凌駕しています。このような卓越した性能へのこだわりがあるからこそ、シビック・タイプRは25年間、走りにこだわる人たちに愛されてきたのです」

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    役職:常勤ライター
    クルマだけでなく、英国のローカルニュースとスポーツ報道にも精通し、これまで出版物、ラジオ、テレビなど、さまざまなコンテンツ制作に携わってきた。フォルクスワーゲン・グループの小売業者向けニュースウェブサイトの編集者を務めた後、2021年にAUTOCARに移籍。現在はその幅広い経験と知識を活かし、主にニュース執筆やSNSの運営を担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、トヨタGRヤリス。一番のお気に入りだ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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