ゼノスのホット・モデル、E10S

公開 : 2014.09.02 22:40  更新 : 2017.06.01 02:12

ゼノスは、E10をよりパワフルにしたモデル、E10Sをデビューさせた。

標準的なE10の200psのノーマル・アスピレーションの2.0ℓフォードGDIエンジンに対して、254psのターボチャージャーを備えた2.0ℓフォードGDTIエンジンが搭載されたモデルで、価格はE10よりも£5,000(87万円)ほど高い£29,995(520万円)となる。

パフォーマンスは、0-96km/h加速が4.5秒以下、最高速度は216km/hだ。

ハンドルは右、左の両方が用意され、スタイリングは基本的にE10と同じ。もちろん、合法的に公道を走ることが可能だ。

カーボンファイバー製のタブに、アルミニウムの押出しのボディを持つモデルで、全体的な重量の軽減と、剛性のアップが図られている。£32,995(573万円)のトラック・パックでは、6速トランス・ミッション、ノン・スリップ・デフ、コンポジット・シート、4ポイント・ハーネス、クイック・リリース・ステアリング、専用ホイール、ヒーテッド・ドライバーズ・シート、アジャスタブル・ダンパーが装備される。

元ケータハームのCEOであるファウンダー、アンサー・アリは、既にデポジットをもらってE10の納車を待っている顧客に対しては、E10Sへのアップグレードにも応じるとコメントしている。

ゼノスは来年1月から生産を初め、3月上旬に第1号の納車が予定されている。また、ゼノスでは続くモデルとしてE11ロードスターとC12クーペを、それぞれ2016年、2018年に発売する計画でいる。

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