中国EV大手BYD、SUVスタイルの「アット3」発売 価格は440万円 日本発売モデル第1弾

公開 : 2022.12.09 07:05

BYDオート・ジャパンは、e-SUV「アット3」の日本販売価格(440万円)を発表、2023年1月31日より発売します。

BYD日本発売第1弾

中国EV大手の日本法人BYDオート・ジャパンは、e-SUV「アット3」の日本販売価格を発表、2023年1月31日より発売すると発表した。

BYDオート・ジャパンは、2023年1月にe-SUV「アット3」、2023年中頃にe-コンパクト「ドルフィン」、2023年下半期にe-セダン「シール」の計3モデルを日本で販売する予定。

BYDアット3
BYDアット3    BYD

日本発売モデル第1弾となる「アット3」は、2022年2月に中国で販売を開始して以降、オーストラリアやタイなどのアジア太平洋地域でも発売され、10月末までのグローバルでの累計販売台数は14万3000台にのぼる。

さらに、欧州ではドイツやフランスなどを含む9か国での販売も決定しており、ユーロNCAPの安全性評価で最高評価の5つ星を獲得するなど、安全性が裏付けられたBYDの世界戦略EV。

「アット3」は、BYDが独自開発した「ブレードバッテリー」を搭載したEV専用のプラットフォーム「eプラットフォーム3.0」を採用し、58.56kWhのバッテリーと204ps/31.6kg-mのモーターを搭載、485km(WLTC値自社調べ)の航続距離とフラットな床面による広い車内空間を実現した。

加えて、予測緊急ブレーキシステムやBYDアラウンドビューシステム、ブラインドスポットインフォメーションなどの先進安全・運転支援機能も充実。

そのほか、V2L(Vehicle to Load)とV2H(Vehicle to Home)にも対応しており、停電時の電源供給やキャンプをはじめとする野外でも活用できる。

内外装やサイズは?

「アット3」のサイズは全長4455mm×全幅1875mm×全高1615mm。ホイールベースは2720mm、車両重量は1750kg。

流線的なデザインで躍動感あふれるエクステリアは、スポーティで精悍なフロントフェイスが特徴。

BYDアット3
BYDアット3

また、ダイナミックでシャープなウエストラインは、BYDグループの一員であるTATEBAYASHI MOULDING株式会社が持つ熟練の金型技術によって表現された。

インテリアは「フィットネスジム×音楽」をモチーフにデザインされており、トレッドミルに着想を得たセンターアームレスト、ハンドグリップを想起させるドアハンドルのほか、弦を弾くと音を奏でるドアトリムなど、ドライブが一層楽しくなるデザインが随所に散りばめられている。

また、アップル・カープレイとアンドロイド・オートにも対応しているほか、車両に搭載した通信モジュールでコネクテッド機能を装備しているため、BYDスマホアプリとの連携やOTAリモートアップデートに対応する予定という。

価格(税込)は440万円で、日本各地のBYD正規ディーラー店舗開業準備室で販売を開始する。なお、日本では、オートバックスなどがBYDとディーラー契約を結んでいる。

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    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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