アンディ・パーマー、日産からアストンのCEOへ
公開 : 2014.09.03 22:30 更新 : 2017.06.01 02:12
日産のCPLO(チーフ・プラニング・オフィサー)であり副社長であったアンディ・パーマーが、日産を去り、アストン・マーティンのCEOになることが明らかになった。
アストン・マーティンは、その声明において「テクノロジーと製品の創造における次の段階」にパーマーが大きな仕事を任されることになるだろう、とコメントしている。
フィナンシャル・タイムスの報道によれば、パーマーにとって、アストン・マーティンをポルシェ、フェラーリ、ベントレーといったライバルと同等のポジションの立ち戻らせることが重要な役目となるだろう、としている。
パーマーは、7月にヨハン・デ・ナイシェンがインフィニティを去ってから、インフィニティを統括する役目も担っていた。
ちなみに、アストン・マーティンの前任CEO、ウルリク・ベッツは、昨年既に去っている。
日産のスポークスマンは、パーマーの離脱は大きな影響を与えないと、ブルームバーグに語ったようだ。組織的にもしっかりとしているし、パワー88プランという成長計画があるため、大きく変わることはない、という。
日産は、パーマーの後釜として、9月15日の取締役会で、新任のCPLOとして現ルノー副社長のフィリップ・クランの就任を了承する予定だ。
関連ニュース
▶ 海外ニュース / アストン・マーティンとメルセデス、技術提携を締結
▶ 海外ニュース / アストン・マーティン、ベッツが退任