メルセデス・ベンツGLBなど リコール届出 操舵不能となるおそれ 約4800台対象
公開 : 2022.12.13 17:05
メルセデス・ベンツ日本は、Aクラス・セダン、GLB計4763台のリコールを国土交通省に届け出ました。
フロントアクスルの不具合
メルセデス・ベンツ日本は、2022年12月13日付で、Aクラス・セダン、GLB(2019年7月17日~2021年10月6日輸入)計4763台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
国土交通省によると、フロントアクスルの一体型キャリアにおいて、防錆処理が不適切なため腐食に対する耐用年数が低いものがある。
そのため、年数が経過すると強度が低下することで部分的な破損が発生し、最悪の場合、操舵が不能になるおそれがあるという。
改善措置として、全車両、一体型キャリアの錆を点検。錆が基準よりも生じている場合は一体型キャリアを交換し、基準以下の場合は、防錆剤を塗布する。
ドイツ本社からの情報提供によりリコール届出となった。
なお、同様の不具合や事故の発生は確認されていない。