ミニ・クロスオーバー 次期型のプロトタイプ発見 大型化+高級化でプレミアムSUVに

公開 : 2022.12.16 18:25

次期ミニ・カントリーマン(日本名:クロスオーバー)のプロトタイプが目撃されました。ボディサイズを拡大し、より重厚感のあるどっしりとした佇まいになっています。2023年にデビューする見込み。

ミニのSUV、ボディサイズ拡大

第2世代となる次期ミニ・カントリーマン(日本名:クロスオーバー)は、現行モデルよりもさらに大型化し、2023年にデビューする見込みだ。その開発中のプロトタイプをAUTOCARのカメラが捉えた。

次期カントリーマンは、BMW 2シリーズ・アクティブツアラーと同じFAARプラットフォームを採用し、ドイツ・ライプツィヒの工場で生産される予定である。ガソリン車と電気自動車(EV)、一部地域ではディーゼル車も導入されるようだ。

次期ミニ・カントリーマン(日本名:クロスオーバー)のプロトタイプ。デザインを隠すカモフラージュが施されている。
次期ミニ・カントリーマン(日本名:クロスオーバー)のプロトタイプ。デザインを隠すカモフラージュが施されている。    AUTOCAR

EV仕様は、BMWのiX1と同様のドライブトレインを採用する見込み。一方、ガソリン仕様には、1.5L直列3気筒ターボまたは2.0L直列4気筒ターボに48Vマイルドハイブリッド技術を組み合わせると予想される。

ボディサイズは大幅に拡大され、トランク容量と後席の広さを確保するために全長が200mmほど増加すると予想されている。今回目撃されたプロトタイプは、厳重なカモフラージュが施されていたためデザインの詳細はわからないが、現行モデルより大型化していることは明らかだ。

昨年末には、スポーティな仕様のプロトタイプも目撃されている。4本出しマフラー、スポーツアルミホイール、リアスポイラーなど、高性能モデルの「JCW」らしき装備が確認された。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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