ヴォグゾール・カールトンGSi 3000

80年代に英国のヴォグゾールでヒーロー的存在だったのが、ストレートエッジのカールトン3000 GSi。高速セダンといえばBMWかメルセデスの時代、ヴォグゾール・カールトンはドイツ勢に対する「これで終わりと思うなよ」というメッセージを託されたクルマであった。

GSiは3.0L直列6気筒12Vエンジンで180psを発生し、後輪駆動で0-100km/h加速を8秒で駆け抜けたが、これでは不十分だった。そのため、1989年の改良でさらにバルブを追加し、24VになったGSi 3000は200psに迫るパワーを持つようになったのだ。

ヴォグゾール・カールトンGSi 3000
ヴォグゾール・カールトンGSi 3000

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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