モーガンSP1がサロン・プライブでデビュー
公開 : 2014.09.05 22:30 更新 : 2017.06.01 02:12
モーガンは、ジャガー・ランドローバーやマクラーレンのようにオーダーによるスペシャル・ディビジョンを開設したが、その第一作目となるSP1をサロン・プライブで発表した。
古くからのモーガンのユーザーであるブライアン・ヴォークスのオーダーに答えたもので、SP1とはスペシャル・プロジェクト1の略称。そのベースは2008年のジュネーブ・モーターショーで発表されたライフ・カー・フューエル・セル・コンセプトをベースにする。
とはいうものの、エンジンはフューエル・セルではなく、エアロに搭載されるコンベンショナルな3.7ℓV6で、280psから320psにまでパワー・アップされたもの。また、フレームはプラス8に使用されるもので、ボディ重量は1050kgという。パフォーマンスは、0-96km/hが5.0秒で、最高速度は233km/hだ。
そのデザインは、現在のモーガンのヘッド・デザイナーであるジョナサン・ウェルズによって行われた。新しいカーブしたウインド・スクリーン、iPadコントロール・インフォテーメント・システム、そしてリーフ・スプリングのものに変えてワッツ・リンクのリア・サスペンションなどが与えられているのが特徴だ。
「われわれは全てに対して柔軟な姿勢をもっている」とウェルズはコメントしている。